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幼い娘たちを幼稚園に「東山紀之」秋からニュースキャスター

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.08.11 16:00 最終更新日:2017.08.11 16:00

幼い娘たちを幼稚園に「東山紀之」秋からニュースキャスター

 

〈僕は父の名前も顔も知らない〉

 

 東山紀之(50)の著書『カワサキ・キッド』はそんな文章から始まる。父が借金取りに追われ、住まいを転々とした幼少期。3歳のとき、妹が生まれてすぐに両親が離婚している。実の父を知らずに育ったせいか、東山にとって“家庭”はかけがえのないものだ。

 

 2010年に結婚した妻の木村佳乃(41)との間に、2人の娘を授かった。現在、木村はNHKの朝ドラ『ひよっこ』に有村架純の母親役で出演中のうえ、バラエティ番組でも活躍するなど、まさに売れっ子夫婦。

 

 梅雨の合間の晴れた朝、幼い娘たちを幼稚園に送っていったのは東山だ。自慢のパパと話したくて仕方のない娘たちは、始終ニコニコと東山の顔をのぞき込む。パパは娘らの会話に耳を傾けながら、交通安全に気を配り、しばしば娘たちと優しく手をつなぐ。

 

「自宅は佳乃さんのお姉さん夫婦との二世帯住宅。東山さんも率先して、娘さんをお風呂に入れたり、カレーやスパゲティなど子供が好きな料理を作ってあげています。幼稚園の運動会では、娘さんが走る際に立ち上がって応援していましたよ」(同じ幼稚園の保護者)

 

 そんな子煩悩な東山は、2017年10月開始のテレビ朝日系のニュース番組『サンデーLIVE(仮)』で、キャスターに初挑戦。日曜午前5時50分から2時間40分という、鳴り物入りの大型ニュース番組だ。『週刊ニュースリーダー』でキャスターを務める城島茂(46)に続き、テレ朝系ではジャニーズ2人めのキャスターとなる。「僕自身も父親になり、社会の情勢を知りたいという欲求が昔より強くなりました」と語り、意気込みは十分だ。

 

「ジャニーズは近年、報道や情報番組に力を入れている。キャスターを務めると、タレントの知的イメージが上がるので、結果としてCM出演料が上がる。局側にしても、本職の大物キャスターより、ジャニーズタレントのほうが意外とリーズナブル。世間で思われているほど、ギャラを吹っかけてこない」(テレビ局キャスティング担当者)

 

『あさイチ』(NHK)の井ノ原快彦(41)を筆頭に、『ビビット』(TBS系)の国分太一(42)、『ZIP!』(日本テ レビ系)の山口達也(45)は朝の顔として人気を上げた。後輩たちが切り拓いたジャンルへ、満を持してベテラン東山が挑む格好だ。

 

「東山のギャラは推定1本100万円。本人は、『伝えることも年長者の役割』と張り切っている」(テレビ朝日関係者)

 

 週に1回はキャスターへ向けての勉強会に参加するかたわら、7月からは、ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)第3シリーズの主演を務めている。

 

「東山は『結婚して子供を持ったことがこの役にはプラスになる』と話している」(別のテレ朝関係者)

 

 テレビ局員のあいだでは、「東山さんは家庭を持って変わった。以前は近寄りがたかったが、いまは東山さんのほうから声をかけて現場を和ませている」と評判だ。

 

 家族がいればこそ、円熟していく50歳。この秋、パパはニュースキャスターになる。
(週刊FLASH 2017年7月25日号)

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