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「娘はキック力が強くてね」本並健治、58歳で生まれた長女の育児に奮闘…妻・丸山桂里奈を安心させるのも大事な仕事

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.20 06:00 最終更新日:2023.05.20 06:00

「娘はキック力が強くてね」本並健治、58歳で生まれた長女の育児に奮闘…妻・丸山桂里奈を安心させるのも大事な仕事

親子3人で記念撮影。「妻は健康に気を遣ってくれていて、栄養バランスを考えた料理をしてくれます」

 

「かわいいですよ。親の遺伝なのか、キック力が強くてね」

 

 こんな “親馬鹿” っぷりを発揮するのは、サッカー解説者の本並健治(58)だ。

 

 1986年、ガンバ大阪の前身である松下電器産業サッカー部に入団。その後、ゴールキーパーとして、ガンバ大阪、ヴェルディ川崎と渡り歩いた。

 

 引退後は、サッカー解説者やリポーターとして活躍する一方、2005年に指導者のライセンスを取得し、2012年8月から4年間、なでしこリーグ・スペランツァFC大阪高槻の監督を務めた。

 

 

 そしてプライベートでは、2020年に19歳年下の妻と結婚。お相手は、元なでしこジャパンの丸山桂里奈(40)だ。

 

「つき合ってから結婚までは早かったのですが、知り合ったのは監督時代なので、8年くらいは仕事をともにしてきました。よく知っている仲だったので、電撃結婚という感じはなかったです」

 

 2023年2月21日に長女をもうけ、本並は58歳にしてパパになった。今では娘にメロメロの本並だが、結婚当初から “家族計画” を話し合っていたわけではなかったという。

 

「彼女が、40歳が目前となったタイミングで、『(妊娠・出産の)タイムリミットも近づいてるけど、どうする?』という話になったんです。そこで、僕としては生まれたら頑張って育てていこうという気持ちになりました」

 

 子供を持つことを決めてからは、妊活に励んだ。

 

「しばらくは、作ろうとしてもなかなかできなかったんで、ひょっとしたらどっちか治療が必要なのかなと思ったんです。お互い年齢が若くはないので病院で調べてもらいました。でも何も問題なく、元気でしたよ(笑)」

 

 そして無事、妊娠に至ったわけだが、丸山はつわりと難産を耐え抜いた。

 

「つわりは酷かったですね。家にいてばかりだとどうしても気分が落ち込むので、散歩やご飯に連れて行きましたよ。つわりがあったぶん、最初の3カ月ぐらいは体重が増えず、心配でしたね。

 

 出産も病院に駆け込んでから丸2日かかりました。僕はそのとき、ロケで山形にいたので立ち会えず……。電話越しでも、彼女がヘロヘロになってるのがわかるから、ロケ中も気が気じゃありませんでした」

 

 還暦直前に始まった過酷な育児だが、“妻” の心配を和らげることも仕事のひとつだ。

 

「娘にミルクをあげたり、あやしたり、一通りやっています。妻は、心配性なんですよ。子供のちょっとした仕草とか、唇の血色が少し悪いだけで『なんか青ない?』って慌てるんです。それを落ち着かせるのが大変です(笑)。

 

 あんまり軽々しく『大丈夫でしょ』なんて言うとキレるんで、ちょっと心配しているふうを装いながら、うまく安心させる必要があるんです」

 

 育児のやり方をめぐり、丸山の母、つまり義母との壮絶バトルは日常茶飯事だ。

 

「今と昔の子育てって、ゲップをさせるやり方から、抱き方まで全部違う。でも、お義母さんはすぐ、昔はこうだったとか言うんですよ。だからいつも喧嘩しています(笑)。仲直りも早いんですけどね」

 

 じつは本並は、現役時代に一度結婚しており、1993年、1995年にそれぞれ長男と次男をもうけている。だが、当時は子育てを手伝う余裕はなかったそうだ。

 

「あのころはバリバリの現役でしたからね。時間がなかったんです。長男が生まれたときは、僕が大怪我していましたし……。それに、抱っこしてぎっくり腰になったらとか、体のバランスを崩さないようにしなきゃいけないとか、気を遣うことが多かったです」

 

 だからこそ、50代で父になることには利点があるという。

 

「50代で子供を持つことに、悩む必要ないですよ。この年で子供を産めば、20代のパパより時間だけはいっぱいありますから。サラリーマンでも、若いころはバリバリ働いて、忙しいでしょ。

 

 今はがっつり一緒にいられますから。子供が20歳になったらほぼ80歳。生きてられるかなと妻に話したら、『今は人生100年時代だから大丈夫っしょ!』と言われました(笑)。とにかく健康に、長生きしてみせますよ」

 

“サッカー夫婦” の娘となれば、将来はなでしこジャパン! とはいかないようで……。

 

「怪我をしやすいから、やらせたくないんです(笑)。五輪に出られて、長く続けられるスポーツをやらせたいですね。海外で活躍してほしいから、英語も勉強させますよ」

 

 生後3カ月の愛娘のこととなると、“鉄壁の父” も頬がユルユルだ。

 

ほんなみけんじ
1986年、松下電器産業サッカー部に入団。ガンバ大阪、ヴェルディ川崎(東京ヴェルディ)でゴールキーパーを務めた。現在は、サッカー解説者のほか『ラヴィット!』(TBS系)の月曜レギュラーなどバラエティでも活躍する

 

写真・アフロ 取材&文/吉澤恵理(医療ジャーナリスト)

( 週刊FLASH 2023年5月30日号 )

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