芸能・女子アナ
ピエール瀧「クイズ番組を一切信用しない」理由はヤラセ
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.09.02 06:00 最終更新日:2017.09.02 06:00
昨今、テレビ番組の “やらせ” が発覚して問題になるケースがあるが、クイズ番組でも、そういった演出が行われることがあるという。
8月24日放送のラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ系)で、ピエール瀧が、とあるクイズ番組でのやらせを示唆していた。
あるクイズ番組に、映画の宣伝として、映画出演者のチームで出演したときのことだった。
「最終決戦で、いつもやっているレギュラーチームが勝つか、ゲストの映画宣伝チームが勝つか、みたいなやつになって。で、最後、僕もちょっと活躍して。
最後にピンポーンってなって、答えたら『正解!』っていう感じで、我々映画宣伝チームが『勝ったー! やったー!』って思ったところ……。『はい、ちょっと1回、止めます!』ってADが言って」
なにやら、おかしな事態が起こりはじめる。
「プロデューサーとADがヒソヒソヒソッて話してて。『ちょっとあれですよね……あれ、そっすもんね』って。3分ぐらい話しているんですよ、収録止まって。
で、その後『はい、すいません。収録再開します。追加で、あと3問いきます』って(笑)。完全に宣伝チームが勝っちゃ、マズイ雰囲気なんですよね。その雰囲気が出てるんです」
そこでピエール瀧は、思わず声を上げてしまったという。
「それで『すいません! あと3問いきます』って言われた瞬間にもう、ついうっかり『なんだよ、それ?』って声が出ちゃったんですね(笑)」
その後、どうなったのか?
「『なんだよ、それ?』って声が出たら、やっぱりそういうのはよくないって思っているんですね。さすがですよ。司会の、メインのところにいらっしゃる伊東四朗さんが……もうそれでなんの番組かはわかりますけども(笑)。
『そんなの、ないんじゃないか? これ、終わったんだからそれでいいだろ?』って。『こっちの勝ちでいいじゃないか』って。
それを聞いたプロデューサーとADが『はー! はい、じゃあ収録、以上となります!』って(笑)」
ピエールはこの一件以降「クイズ番組を一切信用しない」と言っていた。しかし逆に考えれば、伊東四朗は “やらせ“に加担しない、素晴らしい司会者であることも明らかになった。