9月14日の夕方、女優・斉藤由貴(51)は横浜市内のスーパーにいた。木曜日はいつもなら、夜にはレギュラーのラジオの生放送に出演する。だがこの日から、出演は無期限の休止になった。斉藤は野菜と惣菜を買うと、愛車を運転し、ひとり帰宅したーー。
《お相手の男性に、女優としても、女性としても、頼りすぎてしまいました》
本誌と「週刊文春」の報道で始まった、斉藤の不倫騒動。9月11日、斉藤は文書を発表し、ついに不倫を認めた。騒動の開始から、39日がたっていた。
本誌は先週号で、不倫相手の50代・A医師の写真を掲載した。斉藤のものと思われる白いパンツを頭にかぶった、驚きの姿。場所は斉藤の自宅と推察される。家族のいない間にA医師が自宅に上がり込み、2人きりになって撮ったのだろう。ただの「主治医と患者」の関係ではない証拠写真だった。
掲載前に本誌は双方に取材をしており、週末には、斉藤もA医師もこの写真が掲載されることを知っていた。 本誌発売前日である9月11日の夕方、斉藤は文書で不倫を認めた。
《主人には先日、ありのままを話し、謝罪しました》
斉藤の夫は、2歳年上の会社員。1994年、交際1年での結婚だった。出会った10日後には結婚を意識したという。夫婦を結びつけたのは、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)だった。
「旦那さんは、一家で通う教会で開かれる総大会の進行役でした。4月と10月に開かれる総大会は、クリスマスと並び重要な行事。進行役を務めることは、信徒のあいだでとても名誉なこととされています」(教会関係者)
かつて斉藤は故・尾崎豊さん、川﨑麻世と、2度の不倫で世間を騒がせた。テレビをほとんど見ないという夫に、斉藤は結婚前、自ら過去を打ち明けた。
「(夫には)『君の意志の弱さに原因・責任がある』と言われました。普通なら反発するけど、そのときはふっと(言葉が)入ってきて」
結婚会見で、斉藤はそう明かしている。それから23年。「夫婦喧嘩はしょっちゅうです。彼と私は水と油で、考え方が根本的に違うんですね」と「女性自身」のインタビューで明かした2015年3月、すでに斉藤の心はA医師に向いていた。だが、それももう終わり。
《(夫は)「今は子供たちのことを第一に考えよう、お互い努力し直そう」と言ってくれました》
贖罪の日々が始まった。
(週刊FLASH 2017年10月3日号)