芸能・女子アナ
1日8本も!お笑いコンビ「千鳥」が語ったロケ芸人の苦労
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.10.15 11:00 最終更新日:2021.09.04 04:27
お笑いコンビの千鳥が、10月8日放送の『おしゃれイズム』に出演し、ロケでの過酷体験を語っていた。
番組の冒頭でノブは「この番組の前にロケ3本やってきました」と挨拶。司会の上田晋也に、1日で何回ロケをやったことがあるのか聞かれると、ノブは「最高1日ロケ8本やったことがある。時間は朝の5時から、夜中の1時まで」と回答。
大悟は「自分たちの一個の番組でまとめ撮りするため、30分の番組を8本撮る。月1回はこの撮影スタイルでやっている」と明かし、「収録が小雨だと、放送上小雨が2カ月間続くことになる」と漏らしている。
そんな千鳥には、ロケ芸人ならではの苦労もある。
大悟はあるロケで、ディレクターから「電気を流しますんで、大悟さんの体から出してください。手の出し方を間違えると死にます」と理解に苦しむ指示を出されたという。
しかもその装置は手作り。必死に拒否した大悟を見かねて、ADやベテランカメラマンが実験台になってくれたものの、電流による痛みが強すぎてギブアップ。原因は、電流を受け流すために必要な水を忘れていたのだという。
番組では、一時期、年間200本ロケをやっていたこともあると明かした千鳥。ノブは「僕らはロケで出てきたので、そういうイメージがあるんでしょう」と、ロケ芸人として重宝されている現状を分析している。
そこで気になるのは、ロケ芸人のギャラ事情だ。
2017年2月12日放送の『旅ずきんちゃん』(TBS系)で、アンガールズの田中卓志に「10万円はもらっているでしょう」と質問されたノブは、「1回あたり3万円とか4万円」と吉本芸人の厳しいギャラ事情を明かしている。
さらに田中が千鳥レベルなら10万はもらっていいと指摘されると、大悟は表情を変え「ほんまなんか。わしは10万円ももらえるんか?」と半泣きに。
芸人にとって、テレビでどう生き残っていくかは死活問題だが、時には命の危険もあるため、それに見合ったギャラが支払われてもいいと思うのだが。