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末期ガンで亡くなった「はなわ」の『お義父さん』感動秘話

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.10.22 16:00 最終更新日:2017.10.22 16:00

末期ガンで亡くなった「はなわ」の『お義父さん』感動秘話

 

 10月14日放送の『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ系)にて、お笑い芸人・ナイツの塙宣之が、同じく芸人の兄・はなわについて語っていた。

 

 はなわが奥さんへのプレゼントとして作った曲『お義父さん』。これは、妻の父である “お義父さん” に宛てたメッセージ・ソングだ。

 

 今年3月にこの曲を歌ったライブ映像をYouTubeにアップすると、わずか20日間で再生回数100万回を超えるなど、大きな反響を呼んだ。

 

 この曲が世に出るまでの過程を、弟のナイツ・塙が語っていた。

 

「うちの兄貴の奥さんのお父さんが亡くなって。このお父さんの曲は、世に出すつもりもなかった。ライブに出すつもりもなく。もともと奥さんの誕生日のときに、プレゼントのために作った曲なんですって」

 

 その曲の練習するはなわを、たまたま見かけた芸人がいたという。

 

「稽古場で練習してたら、たまたまオードリーがその稽古場にいて。それを聴いて『それ、めっちゃいい曲じゃないですか』みたいになって。マネージャーさんも『一回、ライブで歌ったらいいんじゃないですか』って」

 

 ライブでも大好評。その後、SNS上でも大きな反響を呼ぶこととなった。

 

「みんなすごい泣いたから。こんな感動するんだったらって、YouTubeにアップして。こんなに感動するんだったら、カネになる……。……ごめんなさい。すごくいいんじゃないかってことで、世に出て」

 

 最後に「孫を見に来ませんか」と呼びかける歌詞が印象的なこの曲を披露したことが、思わぬ展開に広がっていく。

 

「たまたまね、その義理のお父さんが病気だっていうのもわかって。それで会えたから、すごい意味があったなって」

 

 はなわの妻と父は幼少の頃以来一度も会っていなかったのだが、この曲をライブで披露する直前、「末期ガンなので会いたい」と連絡が来ていた。

 

 それを知らずにサプライズでこの曲を披露したはなわを見て、妻も父と会う決意を固め、存命中に会うことができたのだった。 

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