俳優の古田新太が10月31日放送の『チマタの噺』(テレビ東京)に出演。番組冒頭から、司会の鶴瓶とお酒にまつわるエピソードを語っていた。
あるとき、帰宅したものの、飲み足りなかったた古田。自分で豚肉や野菜を切ってつまみを作ろうとしたところ大ケガしてしまったのだという。
「包丁を落として、足に『サクッ』と刺さった。すると娘とカミさんが、『何してんのお父さん! やめて~』って怒って。絆創膏貼って、なんとか止血して。でも次の朝起きて、『なんやのこれ』って剥がしたら、また血出てきて(笑)。全然覚えてない」
記憶をなくした上に、流血するほどの危険があるのだから、少しはお酒を控えてもいいものだが、古田は「酒はやめません」と宣言。
古田の体調も心配になるところだが、意外にも「健康診断では、ガンマ値が高いぐらい。肝臓が強いらしく、医者に『欧米か!』と言われた」と本人は語っていた。
古田にとっての酒とは一体何なのか。
2011年6月28日の「ORICON NEWS」のインタビューで古田はこう語っている。
「どんな現場で、何時に終わろうとも、とりあえず一杯ひっかけて帰る。この仕事を始めた頃からずっと変わらない習慣ですね。酒飲みながらバカ話して、あ~疲れた、寝よ、というのが身体的にも楽。仕事でテンション上がっているから、クールダウンの時間が必要なんです」
古田によると、酒が日々の仕事のパワーの源になっているのだという。
番組では「舞台やっとかんとダメなんです。死んでしまうんです。体動かして汗かかんと」語っていた古田。芝居と酒、どちらか一方が欠けてしまっては俳優・古田新太は存在しないのかもしれない。