11月8日放送の『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ系)で、南海キャンディーズの山里亮太が、芸能界に入る前に憧れていた人と共演したエピソードを語っていた。
TBSラジオのイベント「ラジフェス2017」にて、爆笑問題とコラボし、公開収録を行った山里。
「爆笑問題と共演して、田中さんにツッコんでもらったり、生意気にも私、太田さんのボケにちょっとかぶせちゃったりとかしてる自分を……俯瞰で一回見ちゃったの」
芸人になる前のことを思い出してしまったという。
「学生のときにこの人たちの本を読んでたし、この人たちが(出ていた)ゴングショー形式の『GAHAHAキング(爆笑王決定戦)』って昔あって。
俺にお笑いを勧めてくれたナメちゃんって友だちが、『山ちゃん、いま見ておかなきゃいけないのは、この番組の爆笑問題だよ』って教えてもらって。そっからなのね。その人にツッコまれたりしてるのが、幸せで幸せで」
そんな夢のような舞台ながら、爆笑問題の太田光に、自身が身につけていたメガネを客席に投げられて、破損してしまった山里。
このメガネは、お笑い芸人を目指していた大学時代に、寮に入った際、先輩とともに手に入れたものだったとか。
「『関西大学に、お笑い芸人になるため、吉本の養成所に行くために来ました』って、学生寮の面接で言って。『ついにお笑い候補がきたぞ』なんて、先輩たちが盛り上がってくれて。
入寮した日に、『お笑い芸人を目指すんだったら、いいメガネ屋があるぞ』って、先輩に連れてってもらったメガネ屋さんで。
『形が珍しいから、色は黒とかにしても目立つんじゃない?』『いや、せっかくお笑い芸人を目指す決意のメガネなんで、これにします』って、いまの赤いメガネにしたの。つまり、おれのお笑いの象徴なのね」
その象徴が、太田の手にかかって壊れたことは、ある種 “本望“ だという。
「お笑いの象徴としてのメガネの死に方としては、やっぱり憧れてた芸人さんに投げてもらってかつ壊れた瞬間にラジフェスに来たラジオ大好きなリスナーが盛り上がってる。『おいっ!』って思ったけど、手のひらにあった壊れたメガネを見たときに、これが答えなのかなって思って」
山里をこれだけ心酔させる太田も、なかなかの大人物だ。