芸能・女子アナ
カトパン「アナウンサーになったきっかけ」は元カレのひと言
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.15 11:00 最終更新日:2017.11.15 11:00
「フジのアナウンス室には『FLASH』も置いてあるので、女子アナウンサー相関図みたいな記事は『私、○○派だったんだ~』なんて言いながらみんなで見てました(笑)」
ご存じ「カトパン」こと加藤綾子アナ(32)は写写丸に満面の笑みを見せて取材は始まった。今回、本誌の「今まででいちばん好きな女子アナは誰?」読者1000人アンケートで見事に1位を獲得!
「素直に驚きましたし、すごく嬉しいです。フジテレビに入社したときから高島彩さんに憧れていましたし、安藤優子さんも目標の一人でしたから。選んでいただけた理由は正直、私にはわからないですが、女子アナとして長くやっているぶん、皆さんに印象が残っているのかも(笑)」
2016年春のフジ退社後も不動の人気を誇る加藤アナは現在、『ホンマでっか!?TV』(フジ系)と『スポーツLIFE HERO’S』日曜版(フジ系)といったレギュラー番組を担当している。
「『ホンマでっか!?TV』は入社2年めから出演させていただいている、特別な番組です。明石家さんまさんをはじめ、みなさんと共演させていただき、あの空気の中で育てていただきました。アナウンサーとして皆さんに知っていただけたのは、あの番組と『めざましテレビ』の影響が大きいと思います」
番組では、印象行動学者が提唱する「モテしぐさ」などを加藤アナが実演して、なにかと話題を集めることも。
「番組で教わった恋愛に関するモテしぐさは相手にバレてしまうので、プライベートでは披露できません。ですが、『寝る前にホットミルクを飲む』など健康に関する知識は、私生活でも実践しています」
加藤アナが「アナウンサーとして日々心がけていること」を聞いてみた。
「特にはないのですが、たまに滑舌練習はしています。あと、意識しているのは、スタジオや現場の雰囲気がどういった流れなのか常に注視することです。
生放送は台本どおりにいかないことがほとんどで、そういった流れの中でも常に自分なりに最適な対応をできるようにしています。
アドリブ力というか、対応力は常に向上させていきたいですね」
加藤アナはもともとアナウンサー職には興味がなかったという。大学の就活時につき合っていた男性からの「アナウンサーになってみたら?」のひと言がきっかけで、この世界に入った。
「その彼とはもう連絡を取っていませんよ(笑)。思えば私は学生時代から、楽しんでない様子の人がいたら話題を振ってみたり、場の雰囲気や流れを気にするタイプだったかもしれませんね」
やはり当時から人気アナの資質が備わっていたのだ。ただ、フリーに転じてから気持ちに変化が出てきたという。
「以前はとにかく周囲を見て中立にという気持ちが強かったのですが、フリーでは自分の意見や考えを出すということが必要ですし、それを徐々に勉強しているという部分もあります」
今後、アナウンサー以外の仕事に対しては興味があるのだろうか。
「私はこれまで、フリーになったタイミングや新しいお仕事も、流れに乗っていた部分があって、将来の夢や数年後の自分を一度も考えたことがないんです。
それでも、基本はやっぱりアナウンサー業なんですね。テレビを見て笑うのが子供のころから本当に大好きですし、そのテレビでアナウンサーという仕事を生涯続けていきたいという気持ちを、今は強く持っています」
“生涯現役” のカトパンを本誌はずっと応援してます!
かとうあやこ
32歳 1985年4月23日生まれ 埼玉県出身 2008年国立音楽大学音楽学部音楽教育学科卒業後、フジテレビ入社。数々の番組を担当し、2010年に『めざましテレビ』キャスターに就任。2016年にフジテレビを退社しフリーアナウンサーに。現在は『ほんまでっか!?TV』『スポーツLIFE HERO’S』(フジ系)にレギュラー出演中
写真◉佐藤佑一
スタイリスト・杉山朱美
ヘアメイク・野口由佳
衣装協力・クチューリフ
(週刊FLASH 2017年10月31日号)