11月14日放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)にて、爆笑問題のふたりが、漫才コンビB&B時代にギャグ「もみじまんじゅう」で一世を風靡した島田洋七について語っていた。
明石家さんまがラジオで、島田のホラ吹きグセについて語っていたのを聞いたという太田光。
「洋七師匠が『(オレたち)ひょうきん族』のときに、『なんでそんなウソをつくのかわからんウソつくねん』って」
どんなウソなのか?
「『自分は広陵高校のレギュラーで、甲子園に出場した。ショートかなんかで、すごい活躍してたんだけど、一番大事な場面で打てなくて、自分のせいで負けた』っていうのを、ずーっと言うんだって。
それが、調べてみると広陵っていうのも怪しいんだって(笑)その話を、何回も聞かされたって」
これには、相方の田中裕二も「ホラ吹きって、あの人のことだよね、本当に」とうなずいていた。
これまで、『ひょうきん族』で共演していたビートたけし、明石家さんまらは、島田のホラ吹きグセをラジオやライブなどでたびたびネタにしている。
その一方で、漫才の腕が一級品だったのは事実。かつて島田紳助がB&Bの漫才を見て芸能界入りを志したことは有名だ。
ベストセラーとなった彼の著作『佐賀のがばいばあちゃん』は「作り話ばかりでは?」と批判されがちだが、累計発行部数は600万部を超え、映画化もされている。
多少はウソが混じっていたとしても、それを笑いに変えられるのであれば、芸人としては問題ないのだろう。