モデルの梨花が、11月17日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演し、自身が育った教育環境について語っていた。
番組では、梨花のハワイでの子育ての話題に。5歳の息子に対する教育方針を巡って、夫婦で意見の対立があるという。
梨花は「うちの旦那は全部注意する。まだ5歳だからできないことの方が多いのに、(食べ方が汚いなど)すぐ怒る」と発言。
続けて、「年齢いって子供を持つと甘くなっちゃいません? もし若かったらこうしているだろうなっていうのはあるんだけど。(私は)年齢がいっているので、自分が親にされて嫌だったこと、こうはしちゃいけないんだ、と入り組んで考えてしまう」と語っていた。
子育てについて悩んでいる梨花。息子に対して手を上げることはないが、夫に対しては「飛び蹴りすることもある」と番組で告白。
夫に暴力を振るう理由について、「私めちゃめちゃスパルタで育ったんですよ。18歳で(高校)卒業するまで門限5時。竹刀の棒が折れるまで(叩かれた)。すっごい、しゃれにならないスパルタだったんです。そういう教育で育っているから気性が激しくて」と説明していた。
このため「息子も自分と同じようになるのでは」と考えてしまい、厳しく叱ることができないのだという。
梨花は、2017年4月11日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、そんな厳しい両親からこんな手紙を送られていた。
「今、頑張っているから何も言うことはない。自分が好きな道を望むならば、それなりの試練が与えられているということ。それは自分との戦いであるということ。(中略)
これからも、この世界でいさせてもらう以上、感謝の気持ちを忘れず、明るい笑顔で。笑顔の喜びを与えられる人間になってほしいと願っています」
手紙を読み上げられた梨花は、「父は、私が25のときに一人暮らしを始めてから、数枚じゃなく便箋1冊分の手紙を毎月送ってきていたんです。最初から『戦え』とか『魂』という言葉が必ず入っているんですよね」と涙ながらに応じていた。
梨花によると、父からの手紙は14年ぶり。脳梗塞で体が不自由になるまで、欠かさず送られてきたという。
モデル業のみならず、セレクトショップ経営でも成功している梨花。彼女の活躍は両親のおかげなのは間違いないだろう。