今年1月に18歳未満女性との淫行疑惑が報じられ、謹慎生活を送っていたお笑い芸人の狩野英孝。6月から復活し、様々な番組に出演しているのだが、謹慎中はなかなか大変な生活を送っていたようだ。
11月28日放送の『にけつッ!!』(読売テレビ)にて、当時の様子や、優しく接してくれた芸人の温かみについて語っていた。
カーテンを締め切って光も浴びず、「みなさんの視界に入っちゃいけない」と考え、誰に誘われても、歯医者以外は外出をしない生活を続けていた狩野。
最初の3カ月は実家の宮城県に戻っていたのだが、お笑い芸人の小島よしおが、わざわざ訪ねてきてくれたという。
「一生忘れないですね。わざわざ来てくれて。新幹線とタクシーで来て。(タクシーを)少し止めといて、20分くらい話して、『じゃ、東京に戻るわ』って帰っていって」
また、直接会いにはこなくても、別な形で優しさを感じたこともあるとか。
「テレビでぼくの名前出してくれるだけで、本当にうれしいんですよ。世間に忘れないようにしようっていう先輩たちの温かみとか。(自分の)ギャグやってくれたり」
なかでも、同郷のサンドウィッチマンの優しさは格別だったという。
「名前を出すわけでもなく、ぼくのデザインしたTシャツを着てロケをやってくれてたり。ジャンクション(「この後は〇〇が放送、見てね!」のような短い告知)で、『狩野英孝も出るよ!』『出ねえよ!』で、CMに行くみたいな……うれしい……」
謹慎をしたことで、いろんなことのありがたみを知ったという狩野。「謹慎して……よかったとは思わないですけど、気づけたな、と思いました」と一定の意義を見出したようだった。