「覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された清水良太郎容疑者(29)のバラエティ出演料は10万円だった。今年初めの “裏カジノ通い” 発覚と今回の逮捕で、地上波への復帰は絶望的。父・清水アキラ(63)とのものまね営業で食っていくしかない」(民放スタッフ)
何かと注目される二世タレント。本誌は100人のギャラ(子供は40歳以下限定)を徹底調査!
勝ち組代表格は、父・岡田圭右(48)に匹敵する地上波レギュラー5本を持つ岡田結実(17)。1歳でモデルデビューした彼女は、二世タレントという “出自” に悩んだ時期もあったが、実力で大ブレイク中だ。
「瞬間風速的な好感度は芸能界トップ。空気を読めるため、バラエティの現場ウケがよく、“ポストこじるり” の最右翼だ」(民放ディレクター)
「結実は広告業界でも最注目タレント。来年はCMギャラ2000万円も射程圏内だ」(代理店関係者)
既婚、子持ちの二世、宇多田ヒカル(34)と杏(31)もトップクラス。
「イタリア人男性と再婚した宇多田はロンドン在住で極端にメディア露出が少ない。テレビ出演は新曲のプロモーションに限られるが、数字を取れるためギャラは高額」(前出・民放スタッフ)
杏は東出昌大(29)と結婚し双子の女児(1)がおり、第三子を妊娠中だ。
「連ドラで主演を務め、高視聴率を取ることがCMギャラ高額査定の条件のひとつ。杏は “よき母親” のイメージがあり、クライアントからの評価も高く、高値安定」(前出・代理店関係者)
IMALU(28)は地上波レギュラー番組1本、CM数本に出演中。
「父・明石家さんま(62)は『娘のことはノータッチ』と公言しているが芸能界デビューにあたり、テレビ各局の上層部に頭を下げて回ったのは有名な話。さんまに恩を売るため局は彼女を出演させる。その代わりギャラは安い。父娘共演のCMが実現すればギャラは2人で5000万円超。当然、取り分のほとんどはさんまだ」(前出・民放スタッフ)
二世の “勝ち組” はひと握り。一般人と比べて芸能界デビューのハードルは低いが、その多くは親から独り立ちできない “負け組” だ。その典型が仁科克基(35)と仁美(33)兄弟だ。
「“故・松方弘樹さん(享年74)と仁科亜希子(64)の子供”という肩書から脱皮できていない。この兄妹に定期的に声がかかるのは『サンデージャポン』(TBS系)くらい。克基は現場での態度が横柄で、千葉真一の子・新田真剣佑(20)と並び、テレビマンが “今、一緒に仕事をしたくない二世” に挙げられている」(テレビ局関係者)
坂口杏里(26)は、ホスト狂いによる借金返済のためにAVデビュー。その後はキャバ嬢へ転職と迷走中だ。
「母・坂口良子さん(享年57)の数千万円の遺産を3年で使い切ったとか。バラエティで “過去を完全告白” すればギャラは20万円はもらえるが、その先は厳しい」(前出・テレビ局関係者)
球界エリート・桑田真澄(49)を父に持ちながら、濃いメイクの個性的なビジュアルでブレイク寸前だったMatt(23)は自爆寸前。
「彼のセレブ生活を取り上げた『バイキング』で、司会の坂上忍(50)から『べつに知りたくもないし』と評されるや、《僕もあなたに興味がまったくない》と報復ツイート。こだわりが強くて、共演者はどこまでイジっていいのかわからず、絡みづらい。テレビの現場は敬遠気味だ」(芸能記者)
ASKA(59)の2人の子供はともにミュージシャンだが、鳴かず飛ばず。
「父親がシャブで捕まったせいで、長男・奏はテレビ出演NGに近いし、長女・薫は所属のエイベックスをクビになった。七光どころか父のせいでマイナス査定」(前出・芸能記者)
常に激変する芸能界。このギャラが2018年はどう変わるのか。
(週刊FLASH 2017年11月21日号)