さんま「にゃんこスター」の元ネタを見抜くも本人から否定される

　コントの大会「キングオブコント」で準優勝したのち、優勝したコンビよりも多くの番組に出ている、にゃんこスター。

　彼らを一躍有名にしたダンス（『さくらんぼ』の曲に合わせて縄跳び）の元ネタはモーニング娘。のダンスであると、明石家さんまが推測していた。

『ヤングタウン土曜日』（MBS放送）11月25日の放送回では、モーニング娘。の『LOVEマシーン』の映像を観た際に「もう、完全ににゃんこスターの踊りや」と思ったという。

　にゃんこスターのアンゴラ村長は、元モーニング娘。の辻希美のファンだという情報を得たことで、確信に至った様子だった。

「『LOVEマシーン』やわ、あのダンス。ふざけて、変顔したりして踊んねん。昨日見て、それわかって。現に、辻が好きだったのか。ああ、全部繋がった。にゃんこスターが、変顔してる部分をチョイスしてんのか。それを『さくらんぼ』に置き換えて、古い踊りとして、あそこで笑いとってんねん」

　しかし、12月2日の放送回では、本人に聞いたところ否定されてしまったことを明かしていた。

「本人に聞いたら『違う』って。『ファンやから「LOVEマシーン」のダンスを取り入れてんやろ』って聞いたら『違います。関係ないです』って言うてた」

　しかし、この否定を額面通りには受け取らないさんま。

「多分、小さい頃マネしてて。無意識なまま、オモシロ踊りってことで、あれをチョイスしてんのかな」

　たしかに、さんまの言う通り、本人が意識せずとも憧れの存在の影響を受けてしまうことはありそうだ。

　それにしても、結成1年めのコンビのネタを、ここまで真剣に分析するさんま。どれだけ多くの時間、お笑いのことを考えているのだろうか。ストイックな一面が感じられる分析だった。