フリーアナウンサーの川口ゆりが8月8日、自身のXに《ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…》(現在は削除)とポストしたことで、大炎上。所属していたアナウンス事務所「VOICE」が、10日に公式HPで《異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました》と発表する事態になった。
「川口さんは、ほかのプロダクションともハラスメント防止研修講師の契約をしていましたが、そちらも10日に契約解除となっています。川口さんは問題のポストを削除後、11日に同じくX上で謝罪しました。先日は札幌と東京で仕事が決まった喜びをポストしていましたが、今後はアナウンサー業にも影響必至でしょう」(芸能ライター)
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この騒動に、芸能界からもさまざまな意見が寄せられている。タレントのフィフィは11日、Xに《体臭は男女関係ないよ?“男性なら貶してもいい”って環境がそうさせたのかな。というか、いちいち公で言うことではない》とポスト。また、俳優の高知東生(のぼる)は11日、《昔は芸能事務所って、未熟で世間知らずな芸能人が失敗した時に、守ってくれたり一緒に謝ってくれたりして育ててくれたもんだが今や切り捨てだな。こんな対応は不安社会を煽るだけ。何を怖がっているのか?》と、事務所の対応を疑問視する意見をXにポストした。
このニュースが報じられた直後から、Xでは
《体臭ケアもマナーだよ》
《川口さん よくぞ、言うてくれた》
といった擁護の声や、
《貴方も含め体臭が出るのは男女共に人間の性です》
《男性だけに限定しないで!!》
《ハラスメント防止研修講師をやっていたのに、ハラスメントをつぶやいて、解雇。なるほどね》
といった反論、さらには
《体臭って注意もしずらいし難しい問題だから黙っておくのが正解》
《マジで言いたいことも言えないこんな世の中じゃねぇか》
《たまたまバズっちゃって解雇されて可哀想》
など提言、心配の書き込みも見られ、議論百出の様相を呈している。
また、高知の意見には《あの投稿で何で解雇になるのか全くもって意味わからんのだけど》《特定の個人を非難したわけでもないのに、 これくらいのことで契約解除って》など、同調するポストが多かった。
「最近は『わざわざ言わなくてもいいこと』をつぶやいて、大炎上につながるケースが目立ちます。あるタレント事務所では、所属タレントがポストする前に内容をチェックできないか検討しているそうです」(前出・芸能ライター)
何気ないひとことのつもりが、そう思わない人もいるということを肝に銘じなければいけない時代だ。
( SmartFLASH )