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『バイキング』坂上忍「バラエティはドМじゃないとできない」芸能・女子アナ 2017.12.15

『バイキング』坂上忍「バラエティはドМじゃないとできない」

 

「100%の自由って今のテレビにあるんですか? 表現の自由というけどさ」

 

 生放送中、MCの坂上忍(50)が吠えた。建前を許さない強い問いかけに、スタジオ内の空気が張りつめる。

 

“生ホンネトーク” を旗印に徹底した討論スタイルで高視聴率を連発。いま、昼の情報バラエティバイキング』(フジテレビ系)が絶好調だ。

 

 放送開始4年めにしての快進撃……原動力となっているのは間違いなく坂上忍その人。正論と本音を織り交ぜながら、時事問題に斬り込む規格外の司会ぶりは、『バイキング』の生命線そのものといえよう。

 

 11月某日、番組の裏側に迫るべく、放送現場に潜入した。本番が始まる約2時間半前。午前9時半に局入りするところから、坂上の1日は始まる。

 

「今日はよろしくお願いしま~す」

 

 楽屋前で挨拶を交わす。これから、事前に渡された台本を入念にチェックしていく。その日のネタを吟味し、坂上なりの意見を盛り込む重要な作業だ。

 

 続いて、スタッフとの打ち合わせ。坂上の意見や、ネタを振る出演者などを共有する。スタッフの提案は、台本に書かれているが、最終的に組み立てるのは、やはり坂上だ。

 

 もっとも、ここで示し合わせた内容どおりに番組が進むかというと、そこはまた別物。生放送は坂上の仕切りで二転三転するが、当の本人にとっても予測不能の展開になるのが常だという。

 

「もう全部アドリブ。もともとの台本を自分のやりたい方向に直しているんですが、それすらも予定どおりにいかない。誰かが面白いことを言って尺がオーバーすれば、別のネタの尺でバランスをとりますし、その日の呼吸次第ですよね。情報は大事だけど、あくまでもバラエティだと思ってやってます」

 

 折しも取材当日はトランプ大統領が来日中。日本政府が彼の好物・ハンバーガーでもてなした話題を榎並大二郎アナが紹介すると、小気味よく言い放つ。

 

「(トランプには)ずっとマック食わせてりゃいいんだよ!」

 

 持ち前の歯切れのよさが、しばしば物議を醸すが、それでも俺流を貫くのがMC坂上の真骨頂。

 

「僕の場合、よくも悪くも全部出しちゃうので、CMの間にゲストやスタッフと揉めるときもあります。納得いかなければ、『じゃあどうするんだ』という話をその場でしちゃうんで、最初はびっくりする方もいらっしゃると思いますよ。

 

 でも、自分がこういう人間なんだと、皆にバレたと思ったときはいちばん楽になれた。皆さん大人なので、僕のやり方に合わせてくださるから、なんとかやれてます。

 

 そりゃ自分勝手なことやると、ネットで大変なことになってるかもしれない、という恐怖感は常にある。

 

 だけど、『本当のことを知りたい聞きたい、僕はこう思ってるんだ』と言い切ったら、通じないものかな? どこかそう思いたがっている自分がいるんです。それでダメだったら諦めるしかないなと」

 

 自らをさらけ出す「裸のMC」。スタイルを確立できている根本には、本来の俳優としての経験が大きい。

 

「役者の仕事って、監督の想像を上回らないとダメなんですよ。役者ははみ出すもので、控えめだといけない。それと同じく、生放送だろうがバラエティだろうが、はみ出す精神を持ってないと。片足ははみ出して、片足は枠内に入れて、ということ」

 

 型破りなようで、越えてはいけない一線を定める。それは、ゲストに対する真摯な姿勢にも見てとれる。

 

「いろんな方がゲストで来られますけど、聞きたいことは聞く。たまに見当違いのことを聞いてるかもしれないけど、それはそれで『アイツ馬鹿だな』と思ってもらえばいいので。

 

 ゲストの方も相当な覚悟で来てくださる。その覚悟に対して失礼のないように、僕が日和っちゃいけないんです。ただ、ゲストが生放送でそういうやり方を受け入れてくださったなら、落としどころはちゃんと作るのもルールです」

 

 政治から事件・芸能まで、どんなテーマにも怯まず、勇猛果敢に挑む。その名のとおり、ますます “海賊” らしく突き進む『バイキング』。舵を取る坂上は今後をどう見据えるのかというと……。

 

「まだまだ道半ばというか、もうひと踏ん張り。でも、ドラマだと終わりがあるけど、バラエティって終わんねえんだ、これが(笑)。ドМじゃないとできない仕事ですね」
(週刊FLASH 2017年12月5日号)

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