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なんでもプロデュース秋元康が発見した「AKB48のファン心理」

芸能・女子アナ 投稿日:2017.12.17 11:00FLASH編集部

なんでもプロデュース秋元康が発見した「AKB48のファン心理」

 

 AKB48総合プロデューサーの秋元康が12月13日、ラジオ『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)にゲスト出演。改めてAKB48のコンセプトを説明し、握手会の重要性を語った。

 

「握手会がどうのこうのと言う人もいるけど、AKB48の基本的なコンセプトは、それぞれのファンの人がそれぞれの思いでプロデュースしていく感じが面白かった。

 

 一番初めに劇場で見ていたときに、(ファンが)握手して、『この間のしゃべりはテンポ悪かったから、もうちょっと上手くやったほうがいい』とか、『髪は切ったほうがいい。外ハネはうるさく見えるね』って一人ひとりに言っていた。

 

 そこで『なるほど』と。ファンは “自分が育ててあげたい” という思いがあって、その時間はすごく大事だと。その場は絶対必要」

 

 ファンがメンバーにアドバイスを送って、それがメンバーに刺激と影響を与え、ファンにはプロデューサー気分を味わわせるという、握手会がもたらす一石二鳥の効果を説明した。

 

 その一方、AKB48活動初期に、AKB48劇場で一番大声を出して応援したファンにMVPとしてTシャツをプレゼントする企画を行ったが、1日目でファンからブーイングが来て、その企画はやめたという。

 

 そうした柔軟な姿勢で、さまざまなプロデュースを行ってきた秋元は、ほかにも多種多様な企画を世に送り出している。

 

 AKB48は今年ドラマ『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)でプロレスに挑戦したが、秋元は過去に「ジャパン女子プロレス」にアドバイザーとして参加。プロレスラーのリングネームなどを考案し、キューティー鈴木も命名している。

 

 女性だけの集団といえば、秋元は1990年代には、お笑いコンビ・ピンクの電話、タレントの磯野貴理子らが参加する劇団「フロントホック」をプロデュース。演出は、後に映画『トリック』などを監督する堤幸彦が担当していた。

 

 その堤は、作家・林真理子との『週刊朝日』の対談で、秋元が過去に東京・青山に「うんこや」という飲食店をプロデュースしていたことを明かしている。メニューに「たっぷりうんこして帰ってください」と書かれており、箸置きがうんこの形など、かなり変わったカフェバーだったという。

 

 秋元は今年、AKB48グループ、坂道シリーズのプロデュースだけでなく、嵐の二宮和也主演映画『ラストレシピ 麒麟の舌』や、俳優・福士蒼汰主演ドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)を企画。

 

 新たに「劇団4ドル50セント」、オーディション番組「ラストアイドル」(テレビ朝日系)など多様なジャンルをプロデュース。来年還暦を迎える秋元だが、これからも世の中に驚きを与えてくれそうだ。

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