芸能・女子アナ
伊集院光「世の中をヤギが食べつくせばいい」高校時代の妄想
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.12.17 16:00 最終更新日:2017.12.17 16:00
12月11日放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)にて、お笑い芸人の伊集院光が、病んでいた高校時代を振り返っていた。
「高校に入ってすごい病んだときに、病み始めの段階で、『過去の写真を全部なくしたい』って衝動に駆られたんです。なぜかはわからないですけど、学校に行けなくなって……その途中に、荒川遊園地の前を通るんです」
学校には行かず、荒川遊園地に入ることがたびたびあったという。
「当時、荒川遊園地にヤギがいたんです。それで、理由はわかんないんですけど、今までの自分の写真をヤギに食べさせるっていう。ヤギに写真を食べさせてたら怒られたから、燃やしたりして」
そのため、過去の写真がほぼ存在しないという。
「子供のころの写真がほぼないんですよ。テレビ番組とかで、子供の頃の写真が出てこないじゃないですか。それは、病んでた時期に85%くらいは燃やし、15%くらいはヤギに食べさせたせいで、写真が一切ないんです」
さらに、写真が消えていく様子を見て、こんなことを考えていたそう。
「小学校5年のころの集合写真を、端からヤギが食っていく姿を見て、『世の中全体をヤギが食べればいい』って思ってたんです。ヤギの怪獣が周りすべての世の中を食べ終わって、もうヤギと俺との空間になれば、どんだけ楽かって思った」
なかなかに病んでいる精神状態が伺えるエピソードだが、このようなこじらせた経験を笑いに変えられる力や、独自の視点が伊集院光の魅力につながっているのだろう。