ブルゾンちえみ紅白歌合戦は「女王様プレイ」で年締め！

　明日に迫った『第68回NHK紅白歌合戦』。本番会場であるNHKホールでは、今日もリハーサルが行われている。

　出場アーティストの歌のほかにも毎年楽しみにされているのが、合間に実施される催し物の数々。ちょうど中間で披露される「ハーフタイムショー」は大きな見せ場の一つだ。

　今年の中盤の盛り上がりコンテンツのメインを務めるのは、「35億」の流行語を生みだしたブルゾンちえみ（27）。

　会見では「今日だけのための衣装」という白のインナー、赤のスカートに左右の足で色が違う「紅白タイツ」の出で立ちで登場し、紅白に対する想いの強さを見せた。

　今回のショーは、すっかりお付きのイケメンとして定着した「with B」こと後輩の芸人コンビ「ブリリアン」はもちろん、先輩芸人の渡辺直美（30）、ブルゾンがネタのテーマ曲として使用する『Dirty Work』を歌う米歌手オースティーン・マホーン（21）とのコラボステージになる。

　ブルゾンは今年、元旦放送の『ぐるナイ！おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP』（日本テレビ系）で優勝、そこから怒涛のメディア出演を果たし、一気にスターダムに駆け上がった。そのため、こんな喜びのコメントを。

「2017年はオースティンの曲で始まったので感慨深い。しかも最後をオースティン本人と一緒に締められるなんて、今年最高のプレゼントをもらった」

　対するオースティンは、

「紅白に出場できることは幸運だし恵まれている。感謝の気持ちでいっぱい。その紅白でブルゾンちえみさんと共演できるのは今年最大のハイライト」

　と喜びを返す反応をした。

　会見ではブルゾンとオースティンの関係に質問が集中し、すっかりパートナーの座を奪われたブリリアンは、じりじりと壇上で後退。

　その様子を記者に指摘されたところでブルゾンが、「そういうアドバイスありがたい！　でも記者さんにアドバイスいただいて、どうなってんねんホント」と笑いながら叱責。

　ブリリアンのコージ（30）が「本当にこの1年間、オースティンさんとブルゾンさんにずっと引っ張っていってもらえたんで、本当に嬉しい気持ちでいます」と振り返ると、ブルゾンは「ホントいつも引っ張っていってもらってばっかりだな！」とネタの役柄以上にドSなツッコミを入れた。

　ショーの内容について、ブルゾンは「（ネタの中で）オースティンをアゴで使うっていう。恐れ多いし緊張しますが、そこが見どころかなと」と「女王様プレイ」を宣言。

これを受け、オースティンは、「じっと見られるとノーとは言えないところ（が魅力）。あとマッサージが上手ですね」と「アゴ使い」にまんざらでもない様子。

　報道陣に再現を求められたブルゾンは、オースティンの手をとり、「頭がすっきりするんですよ」と言って親指と人差し指の間にある「合谷」を強く押してみせた。

　注目されるようになってわずか１年で世界的スターを手玉にとったブルゾン。来年はさらなる活躍に期待だ！