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ビートたけし来年の目標は「ノーベル文学賞」狙ってる

芸能・女子アナ 投稿日:2017.12.31 16:00FLASH編集部

ビートたけし来年の目標は「ノーベル文学賞」狙ってる

 

 12月22日放送の『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)にビートたけしが出演し、今後の抱負を語った。

 

「小説を(『アナログ』)1本は完成させて、もう1本は半分ぐらいまで行きたい。今は小説が面白い。来年、再来年にかけてノーベル文学賞を狙っている。ボブ・ディランが取ったぐらいだから。

 

 俺はお笑いから(映画、歌手、小説まで)全部やってきたから、ちゃんとやればノーベル賞選考委員会が『エンタテインメントにこれだけ手を出した人はいないんじゃないか』って(くれるかもしれない)」

 

 ノーベル賞受賞に意欲を見せるたけし。これまで映画監督・北野武として数々の賞を受賞している。1997年には、イタリアのベネチア国際映画祭で、映画『HANA-BI』が金獅子賞(グランプリ)に選ばれた。

 

 帰国後の会見で、獅子像を見せてほしいという報道陣に「これなんですけどね」とポケットから土産物のミニチュアの獅子像を披露。「授賞式では俺もまだスモールなタレントだったけど、今はビッグになったから小さく見える」とのジョークで、笑いを誘った。

 

 ほかにも、1991年に映画『あの夏、いちばん静かな海。』で第34回ブルーリボン賞最優秀作品賞・監督賞や、2008年にモスクワ国際映画祭特別功労、2010年にフランス芸術文化勲章コマンドゥールなど数々の栄冠を手にしている。

 

 映画だけでなく、2015年には『第9回アンチエイジング大賞』を受賞。若さを保つ秘訣について、こんな持論を展開。

 

「友達、家族、社会に反抗し続けるのが一番。特に家庭を顧みないこと! 生かさず、殺さず、離婚されず、というバランスでうまく立ち回る。綱渡り感覚は実生活で必要なこと。本当はつまずきたくないけど、わざとつまずいてみんなに心配させる、というしたたかな心がアンチエイジングの魂でございます」

 

 さらに「振り幅を大きくしないと。大きな悪は大きな愛に変わる可能性がある。いいエネルギーを持つには反対の悪のエネルギーも知っておかなければいけない」と、美女と同時にブスとも付き合う独自の振り子理論を明かした。

 

 受賞だけでなく、たけしは『東京スポーツ映画大賞』では審査委員長を担当している。

 

 2016年2月28日の授賞式では、『海街diary』で助演女優賞を獲得した長澤まさみに「新人でもないしベテランでもない、女優として一番悩んでる時期じゃないかな? 今回は監督がそんな長澤さんにちょうどいい役を与えたと思う。やっぱり俺はこういう映画は撮れないなあ」とコメント。

 

 ガダルカナル・タカから「いつかは長澤さん主演で撮ってくださいよ!」と声をかけられると、たけしは「……アダルトビデオ撮ってみたいな」とつぶやき、爆笑を起こした。

 

 小説『アナログ』は、たけしが美術スタッフへの聞き取りや4冊もの創作ノートを書きながらまとめた純愛大作で、発売から わずか3週間あまりで10万部を突破。古希(こき)を過ぎても創作意欲を沸かし、本当にノーベル文学賞を獲得する日が来るかもしれない。

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