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ビートたけし東日本大震災当日の様子を告白「煙突が揺れてて…」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.02 06:00 最終更新日:2018.01.02 07:27

ビートたけし東日本大震災当日の様子を告白「煙突が揺れてて…」

 

 ビートたけしが12月28日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演し、2011年に起こった東日本大震災について語っていた。

 

 たけしは「あのとき調布で『アウトレイジ2』の衣装合わせをやってたの。そしたら『ガ~~』って(揺れて)。スタッフがみんな逃げたの、プレハブから。『バカだな。外出た方が危ないよ』って」と発言。

 

 プレハブだったため、潰れたとしても被害は少ないと思い、すぐに逃げたりしなかったのだという。

 

 しかし、「『どうってことねえよ』と思って、窓を開けて外見たら、前にある焼却用のでかい煙突が『ガッチンガッチン』揺れてて。それで俺も逃げた。焦った焦った(笑)」と告白していた。

 

 そんなたけしは震災後、こんなことがあったと明かす。

 

「東京から行って、流された車の中からETCカード盗んでた兄弟が捕まって。俺、テレビで『こんなもん射殺しろ』って言っちゃったんだよ。クレーム来ると思ったけど、1回も来なかったね。『よく言った!』みたいなのもあって」

 

 笑いと震災の関係について、たけしは震災直後の『週刊ポスト』のインタビューでこんな発言をしている。

 

「よく『被災地にも笑いを』なんて言うヤツがいるけれど、今まさに苦しみの渦中にある人を笑いで励まそうなんてのは、戯れ言でしかない。しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。悲しいけど、目の前に死がチラついてる時には、芸術や演芸なんてのはどうだっていいんだよ」

 

 あくまで「笑い」は、震災が落ち着き、人々がこれから立ち上がろうとするときに初めて役に立つと提言していた。

 

 番組では、70歳を過ぎてもなお、1年間で238本のテレビに出演したと紹介されたたけし。震災から約7年になろうとするが、毒のある笑いは、いまも日本人の心を捉え続けている。 

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