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大麻で逮捕された高樹沙耶「拘置所の方が精神的には楽だった」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.04 11:00 最終更新日:2018.01.04 11:00
元女優の高樹沙耶が12月29日放送の『バイキング・ザ・ゴールデン』に出演した。
高樹は2016年10月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、2017年4月、懲役1年・執行猶予3年の有罪判決が下されている。
番組のインタビューで高樹は「突然30人くらいのマトリ(麻薬取締官)の方が来て、家宅捜索を始めて。本当にドラマと同じです。(捜査令状を)突きつけられて」と、逮捕時を振り返る。
仮保釈されるまでの3カ月間は拘置所にいたという。
「いわゆる独房にいました。私はヨガとかやっていて、その中に『食べない』『喋らない』って瞑想があって。お寺の修行みたいなやつなんですけど。
断食も前に10日間くらいの修行をやったこともあって、ある意味集中して読書ができた。まあ、本を読むしかないというか。そういう意味では、自分を見つめ直す時間でもあった」
拘置所で過ごした生活についてこう語る。
「朝、食事も出していただけるし、洗濯もしてもらえます。私はまだそのとき(判決前で)拘留されたいるだけなので、仕事もないですし、自由なんです。そういう意味では、いま一歩外に出た方が指をさされるし、あれこれ言われるしで、中にいるときの方が精神的には楽だった気がします」
女優だった経歴や、医療大麻合法化を訴えて参院選に出馬していた経緯もあり、逮捕時には日本中が大騒ぎになった。
「私は3カ月拘留されてて、中に入っているときに映像は一切見ていない。さすがの私も適応障害になっちゃいまして、報道を見たり聞いたりすると体が震えて、死にたくなっちゃって。精神科にもお世話になったりしたぐらいだったので……」
こう話す高樹だが、判決翌日に『バイキング』をホテルの部屋で見てしまったという。
「本当に偶然つけたらやっていて。見たくなかったんですけど。(それまで)ネットの情報は見ていたんですが、テレビは1本も見ていなかった。テレビでどういうふうに扱われたのか見とかなきゃと思って」
判決後、週刊誌では「許されるなら芸能界に復帰したい」という本人の意向が報じられていた。だが、『バイキング』では当然出演者から、「誰も応援していない」「(女優復帰)発言はナメている」「やってることが身勝手なおばさんにしか感じない」など辛辣な意見が述べられた。
番組の感想を聞かれ、そのときの状況をこう振り返る。
「私ってこんな嫌な女だったっけと。もう、すごい嗚咽です。あんまり芸能界に友達もいなかったし、でも『こんな?』って。それこそ17歳くらいからずっとスタッフ含めいろんな方々がいたじゃないですか。『もうちょっとだけ応援してくれる人(いなかったかな)』『よっぽどいい生き方をしてこなかったのかしら』と感じて、超落ち込みました」
番組では芸能界復帰について「今後の人生をどう生きるかずっと考えている最中」と語った高樹氏。復帰できるかどうかは、これからの生き方にかかっている。