芸能・女子アナ
小室哲哉『ラストアイドル』で引退発表後初の楽曲を披露
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.25 16:00 最終更新日:2018.01.25 16:00
1月13日放送の『ラストアイドル』(テレビ朝日系)から誕生した5つのユニットが、大物クリエイターによるプロデュース対決を開始した。
秋元康はシュークリームロケッツ、織田哲郎はGood Tears、小室哲哉はラストアイドル、指原莉乃はSomeday Somewhere、つんく♂はLove Cocchiをそれぞれプロデュース。
「ユニット対抗総当たり戦」を行い、その上位3チームがトーナメントを争い、最終的に1位を獲得したグループが2ndシングルの表題曲を担当する。
各プロデューサーは対面したメンバーにそれぞれ異なる方法論を示していった。小室はラストアイドルに、「レッスンとか全然いらない。発声練習とかしなくていいです。そのままでいい」と彼女たちから受けた印象をそのまま曲にする様子だった。
一方、織田はGood Tearsに「基本背が高いので踊ったときにかっこよく見えるのが長所。長所を活かして頑張りましょう!」と彼女たちの長所を活かした曲作りをすることを約束。
だが、指原はSomeday Somewhereに対し、「大人の子は基本的にめちゃめちゃ痩せた方がいい。テレビに映ると余計に太って見えるし、体型は絶対に気をつけてほしい」と注文。さらに「髪型とかは全部決めてやりたい」とそれぞれの髪型を考慮し、パフォーマンス中の表情まで気にすることまで詳細に説明した。
また、つんく♂はウェブ会議アプリによるパソコンを使った筆談で「前髪上げて耳を見せて」と指示。「売れるには売れるまで頑張る。あとは歌が大好きなこと。これが一番」と歌にこだわる姿勢を見せた。
最後に紹介された秋元康は開口一番「どんな曲がいいですか?」と質問。「プロデュースとは、0を1にすることじゃない。0.1を1にすることがプロデュース」が持論の秋元らしく、意見を聞いたのだ。メンバーから「かわいいだけじゃない、闇とか毒がチラっとあるような(曲)」との注文を受け入れていた。
5者5様のプロデュース方法を垣間見せるなか、1月20日放送の同番組では、小室プロデュースのラストアイドル、指原プロデュースのSomeday Somewhereが対決。
小室は昨年の大みそかに楽曲制作を行い、「覚えてないです。年越しとか12時とか」と語るほど作業に没頭。衣装のテーマには「スクールガール」を挙げ、全盛期の小室サウンドにマーチングの要素を加えた『風よ吹け!』を提供。
片や指原は、「対面ロケの前までは、もうちょっと切ない感じにしようとしていたけど、根性があって、ガッツがある子たちって思って、歌詞の内容も全部変えて書き直した」と告白。
衣装は「スカートを短くさせるのが私の趣味」と34.5cmという「さしこ丈」のスカートを用意し、王道アイドルソング『この恋はトランジット』を制作。
それぞれがパフォーマンスを行い、審査員を務める漫画家・倉田真由美のジャッジでラストアイドルに軍配が下った。1月19日に引退を宣言した小室だが、その後、初披露された曲で、見事勝利をもぎ取った。
今回の『ラストアイドル』ではどのプロデューサーの楽曲が表題曲となるのか。小室の動きにも注目だ。