芸能・女子アナ
林田アナが朝ドラナレーションに大抜擢“ネカフェ暮らし”報道から復活の陰にNHKの「木は森に隠せ」戦法
2025年3月31日スタートの連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合)は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと小松暢さん夫婦の“愛と勇気”がテーマだ。
「主演は今田美桜さんです。1月27日、ナレーションを同局の林田理沙アナウンサーが担当することが発表されました。
林田アナは番組公式サイトで『まさか“朝ドラ”のナレーションを担当する日が来るとは夢にも思っておらず、驚きました。台本を読んで、何度も泣きました』とコメントしています」(芸能担当記者)
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NHKのアナウンサーにとって、「朝ドラのナレーション」は特別な業務だという。
「最近では2015年の『あさが来た』で杉浦圭子アナ、2017年の『わろてんか』で小野文恵アナ、2023年の『ブギウギ』で高瀬耕造アナが担当しました。声を聞けば『あのアナウンサーだ』とわかるような実力派ばかりです。朝ドラのナレーションに抜擢されるのは、アナウンサーとしての力量が認められたことなんです」(民放ドラマ制作関係者)
林田アナもキャリアを見ると、「次期エース」と目されていることがわかる。
「2014年にNHKに入局した林田アナ。初任地は長崎放送局でしたが、すぐに『NHK職員の登竜門』と呼ばれる福岡放送局へ異動。そして、入局からわずか4年後には東京アナウンス室へ。スピード出世です。
担当番組も『NHKニュース7』『ニュースウオッチ9』など報道系のほか、『ブラタモリ』といったバラエティ系の教養番組にも出演。現在は、看板ニュース番組の『サタデーウオッチ9』でキャスターを務めています」(前出・芸能担当記者)
しかし反面、何かと物議を醸してもいるのも林田アナである。2024年5月、「NEWSポストセブン」は、林田アナが2022年に結婚した一般男性と離婚していたことを報じた。
さらに同誌は、「今年に入ってから林田アナは自宅に帰らず、局の近くにあるホテルを転々とし、12時間2980円のプランがある会員制ネットカフェで一夜を明かすこともあった」と伝えた。
この直後、林田アナは“とばっちり”を食ってしまうことになる。
「有名インフルエンサーがXで、『大物男性歌手が番組共演したNHKアナと不倫』といった内容の記事をポストしたのです。
このアナウンサーが、SNS上で『林田アナではないのか』と推測されてしまったのです。直後に歌手も所属事務所も全面否定しましたが、NHKも林田アナに話を聞くなど、事実確認に動いたそうです」(前出・芸能担当記者)
何かとお騒がせの林田アナだが、「NHKは『木を隠すなら森に隠せ』の方法で林田アナを守った」とNHK職員はいう。
「不祥事を起こした職員を地方局に出したりすれば、それこそ他のマスコミさんから追われて“やぶへび”になります。
それよりも、職員が多い東京放送センターという『森』の中に隠しておけば目立たない。そのうち、ほとぼりが冷めるということです。
2022年には紅白歌合戦の総合司会を務めた男性アナと同僚女性の不倫が発覚しましたが、そのときも男性アナは左遷されることなく東京にいました。そして翌年、ひっそりですがラジオ番組に参加しています」(前出・職員)
『あんぱん』が放送される頃には、林田アナが「ネカフェ暮らし」が報じられてから約1年が経っている。“森”で息をひそめた彼女が“大樹”となって復活する姿を見届けたい。