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広瀬すず、『金スマ』打ち切りの“逆風”も主演ドラマは『ふてほど』超え好発進「さすがの実力」TBS関係者安堵【写真あり】
1月24日の夕方、TBS前で笑顔を見せていたのは女優の広瀬すずと俳優の松山ケンイチだ。突然現れたスターに、多くの通行人が足を止めて興奮している様子。現場に居合わせた男性が語る。
「ふたりは当日、第1話が放送される金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)の番宣のため、情報番組『Nスタ』のお天気コーナーに出演していたようです。
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高校生以下の観覧が募集されており、集まった親子に松山さんが手を振っていて和やかな雰囲気でしたよ。広瀬さんを見て『かわいい!』と黄色い声もあがっていましたね」
広瀬は意外にも、本格サスペンスドラマに初主演するという。
「『イチケイのカラス』など過去にドラマ化された作品を持つ、浅見理都さんの同名漫画が原作です。
リリー・フランキーさん演じる警察官の父親を殺された娘・山下心麦(こむぎ)を広瀬さんが演じます。父親から託された手紙を手がかりに、過去と現在の事件を追います。心麦に協力する弁護士に松山さんが扮し、事件を取材する週刊誌記者を磯村勇斗さんが熱演。演技派キャストも注目されています。
第1話では、自宅が全焼する様子を眺める広瀬さんの演技が秀逸で、『本当の娘ではないのでは』と記者に疑問を投げかけられるシーンにも迫力がありました」(芸能記者)
第1話の平均世帯視聴率は7.8%(関東地区・ビデオリサーチ、以下同)と好発進。TBS関係者は驚きを隠さない。
「金曜日の22時から放送される『金曜ドラマ』という枠は、TBSが『日曜劇場』の次に力を入れています。2024年の流行語大賞となった『ふてほど』も同年に放送された『不適切にもほどがある!』の略称です。そんな『ふてほど』の第1話は7.6%ですから、それを超えた『クジャクのダンス、誰が見た?』はすごいですよ。しかも、放送前まではある“懸念”がささやかれていたくらいですから」(TBS関係者)
ズバリ、今世間を騒がせている中居正広のトラブルの影響だ。
「TBSでは、中居さんが出演している『MC3』と『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の2つのレギュラー番組の打ち切りを決めました。
『金スマ』は2001年から続く長寿番組であり、一定数のファンがついていました。だから『金曜ドラマ』は、『金スマ』からそのままチャンネルを変えずに流れてくる視聴者が多いと分析されていたんです。なので『金スマ』が打ち切りになったことで視聴者が離れ、『金曜ドラマ』にまで影響が及ぶのではないかと案じる声があったんです。
杞憂に終わりホッとしましたよ。バラエティ番組のことで、ドラマ班までとばっちりを受けるのは避けたいですからね。広瀬さんはさすがの実力の持ち主ですよ。近年は映画に積極的に出演しているので連ドラ主演は2023年の『夕暮れに、手をつなぐ』以来ですが、映画で揉まれたのか、演技力にますます磨きがかかっています」(同前)
広瀬の笑顔があれば、どんな逆風も乗り越えられるに違いない。