芸能・女子アナ
「読んでくださいね」渡邊渚さん 爆売れフォトエッセイ“サイン本お渡し会”参加者が語る白ワンピースの“神対応”
1月29日に発売されるや、Amazonでベストセラー1位を記録した元フジテレビアナウンサー・渡邊渚さんの初フォトエッセイ『透明を満たす』。発売直後から完売店舗が続出し、かなりの話題を呼んでいる。
「2020年にフジテレビに入社した渡邊さんは同局の『めざましテレビ』『ワイドナショー』『ぽかぽか』などに出演していましたが、2023年6月に体調を崩し、同年7月から体調不良で入院して仕事を休養。2024年4月にはInstagramで激痩せした姿を公開し、ファンから心配の声が寄せられていたなか、同年8月末にフジテレビを退社しました。
2024年10月1日には、InstagramでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。フジを退社したことについては、『PTSDにならなければ、大好きな仕事を辞めることはありませんでした』と悔しさをにじませつつ、フラッシュバックやパニック発作など、さまざまな症状に苦しんでいたことを告白。『この1年4カ月、生きているのが辛くて、身も心もボロボロでした』などと、苦しんだ日々を明かしていました。
それでも渡邊さんは、治療や周囲の支えなどによって、少しずつ仕事を再開。新境地となる『週刊プレイボーイ』でのグラビアや、アパレルブランドのモデルなど、徐々に表舞台での仕事に復帰しつつあります。そんななか発売されたのが、初フォトエッセイ『透明を満たす』でした」(芸能記者)
【関連記事:元フジテレビアナ・渡邊渚さん、インタビュー掲載を報告…初のフォトエッセイお渡し会はチケット完売の好調】
2月1日には同書の発売記念イベントが都内の大手書店で開催された。寒空の中にもかかわらず、スタート前から書店の前には渡邊さんのファンとおぼしき男性がずらり。
「抽選で当選した人のみが参加できるトークショーにくわえ、サイン本お渡し会も発表されていたことで、チケットは1月のかなり早い段階で完売。イベント当日のサイン本お渡し会は、時間ごとに区切られていましたが、書店の前には回ごとに、長蛇の列ができていましたね」(同前)
イベントに参加した30代の男性はこう語る。
「私はトークショーの抽選に漏れてしまったので、サイン本お渡し会のみの参加でしたが、客層は30〜50代の男性ファンがほとんど。40代くらいの女性も数人いました。渡邊さんのイベントは書店の2階でおこなわれたのですが、驚いたのは厳重な警備体制。この日、2階フロアは貸切にされていたうえ、1階から2階に上がるエスカレーターの前は関係者と警備員が、がっちりガード。お渡し会の参加者以外は、2階に上がれないようになっていました」
2階のイベントスペースに案内されると、さらに厳重なチェックが待っていたという。
「自分の番が来るまで列に並ぶ間、名前の確認と同時に、顔写真付きの身分証明書で本人確認をされました。そのうえで、貴重品やスマホ、上着や鞄などは預けるよう指示され、男性スタッフ5人によるボディチェック、さらには金属探知機によるチェックまでありました。
そのうえで、ようやく渡邊さんと対面。白いワンピース姿の渡邊さんは、透明なビニール越しに、参加者ひとりひとりを笑顔で丁寧に迎えていました。握手などはなく、対面時間は1人につき、5〜10秒くらいでしたが、本を渡すたびに『嬉しいですー』とか『読んでくださいね』などと語りかけてくれました。ファンとしては、血色も良く元気そうな渡邊さんを見て安心しましたが、緊張もあって『頑張ってください!』と一言いうのが精一杯でした(笑)」(前出・ファンの男性)
トークショーでは、今年の目標について「恐れずに何でもトライしていくこと、楽しいと思ったことにチャレンジしていくこと」と語っていたという渡邊さん。芸能ジャーナリストは、今後の展開についてこう語る。
「もちろん、フリーアナウンサーとして活動するのもいいでしょうが、今回のエッセイでは、PTSDの苦しみと、そこから徐々に日常生活に復帰できるようになった時の心境が赤裸々に語られていました。PTSDの原因は様々ですが、渡邊さんほど知名度のある人が語る意義は大きいでしょう。講演会などを通じて同じように苦しむ人たちに希望を与えられるような存在になってほしいですね。
加えて、やはり男性ファンの多さを考えればいわゆるインフルエンサーとしてSNSやYouTubeを通じて活動していくのも需要が大きそうです。多方面で活躍してほしいですね」
多くのファンが期待をしている。