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水前寺清子が語る「紅白」の思い出「父に言えなかったトリ内定」

芸能・女子アナ 投稿日:2018.01.30 11:00FLASH編集部

水前寺清子が語る「紅白」の思い出「父に言えなかったトリ内定」

 

 年末のテレビといえば『NHK紅白歌合戦』と『日本レコード大賞』(TBS)。この2つの番組が、本当に輝いていた時代があった。1963年の『紅白』は、81.4%のテレビ史上最高視聴率。まさに、観ないと年を越せなかった。

 

 そんな『紅白』に22回連続出場。紅組の顔だったのが水前寺清子(72)だ。

 

「紅組が勝ちたい、白組が勝ちたいで皆が一致団結。負ければ泣いて、勝てば大騒ぎ。バンドも分かれていましたし、紅組と白組がいっしょにいることはない。そういう時代でした」(水前寺)

 

 1983年には『あさくさ物語』で念願のトリをとった。

 

「じつはこの年の11月20日に、父を亡くしました。10月ごろにトリであることは聞かされていたんですが、発表までは絶対誰にも言ってはいけないというルールで。父にだけは言っておけばよかったな。どんなに嬉しかっただろうと、今でも思います」(同前)

 

 紅組司会を4度務めた。

 

「1979年には、リハーサルで山口百恵ちゃん、森昌子ちゃん、桜田淳子ちゃんに『まかせてください。私たちが頑張ります』と言われたの。あれは嬉しかった。みんなで『紅組が勝ったら胴上げしましょう』なんて言ってたら、4人組のサーカスに男のコがいて『大丈夫ですよ。僕らがいますから』と言ってくれた。それで勝って胴上げされて……。いいことばかりでした。

 

 ひとつだけ、あのころ紅組はラインダンスで応援する演出があったんですが、私と島倉千代子さんの2人だけやってないんですよ。『なぜかしら?』『着物だからじゃないですか』って言ってたのを覚えてます」(同前)

 

(週刊FLASH 2018年1月2・9日合併号)

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