大江麻理子キャスターがテレ東退社「代休取れない」多忙な日々から「資産180億円超」夫と悠々“仕事セーブ”生活へ

 

　2月20日、テレビ東京の大江麻理子キャスターが同局を退社することが、複数のスポーツ紙で報じられた。長らくテレビ東京を支えた大江キャスターが辞めることを、惜しむ声があふれている。

 

「大江さんは、6月末でテレビ東京を退社します。報道によれば、辞める理由は『ゆっくりしたいから』だと伝えられています。そのため、当面はフリーで活動したり、他局に出演したりする予定はないようです。同日におこなわれたテレビ東京の定例社長会見で、石川一郎社長は大江さんが退社することを認めています」（芸能記者）

 

　大江キャスターは2001年、テレビ東京にアナウンサーとして入社。バラエティ番組『出没！ アド街ック天国』の2代目アシスタントや『モヤモヤさまぁ～ず2』の初代アシスタントを担当し、上品なたたずまいと飾らないキャラクターで人気を博した。

 

【関連記事：『WBS』大江麻理子キャスター「全方位をキョロキョロして興味を持ち続けたい」】

 

　2013年には、米ニューヨーク支局に赴任し、帰国後の2014年からは報道局所属のキャスターに。経済情報番組『WBS（ワールドビジネスサテライト）』のメインキャスターを務めてきた。

 

　バラエティ、報道と幅広く活躍してきた大江キャスターの退社を惜しむ人が多いが、『WBS』のメインキャスターとして10年以上、番組を支えてきたことには、かなりの気苦労があったようだ。

 

「大江さんは、2014年から2020年3月までは、月曜日から金曜日のメインキャスターを担当。経済情報を扱う『WBS』は事前に下調べすることも多く、毎日の出演ということで、つねに情報のアンテナを張る必要がありました」（前出・芸能記者）

 

　番組側も、大江キャスターの仕事ぶりを買っていた。そうした期待に応えるなか、彼女が多忙な日々に対する思いを漏らしたことも。

 

「2020年2月、大江さんは自身のXで、会社の働き方改革の一環で休みをもらったことを報告しました。続けて、《しかし月曜～金曜まで祝日も出演する生活に戻ると、代休が取れません》とつづっていたのです。

 

　取材に出ることも多いキャスターという仕事柄、なかなか休みが取れなかったのかもしれません。会社側も、大江さんの働き方を考慮してか、2020年3月から少しずつ、彼女の出演する曜日を減らしていました。

 

　2024年4月以降は、金曜日のみの担当となっていました。『ゆっくりしたい』という理由は、大江さんの本心なのだと思われます」（同前）

 

　そんな彼女には、退社後に仕事をセーブしても問題なく暮らせる背景もある。

 

「夫は、ネット証券大手『マネックス証券』を運営するマネックスグループの松本大（おおき）会長ですからね。松本さんは資産管理会社を通じて、マネックス証券の株式を8.6％保有しています。それだけでも約180億円の資産になります」（経済部記者）

 

　入社24年にして大きな決断に踏み切った大江キャスター。英気を養った後、もう一度テレビで元気な姿を見せてくれることを期待したい。