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モデルより役者歴が長い「波瑠」下積み時代は悪態つく役ばかり

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.01 16:00 最終更新日:2018.02.01 16:00

モデルより役者歴が長い「波瑠」下積み時代は悪態つく役ばかり

 女優波瑠が、1月26日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演した。

 

 波瑠は2015年の『あさが来た』(NHK)で主演を果たし、名実ともにトップ女優の仲間入りを果たした。2007年から2012年まで、雑誌「Seventeen」のレギュラーモデルを務めていたというが、役者としてのデビューの方が早いという。

 

「最初はバーター出演みたいな。事務所の先輩がメインで出てる作品にちょっとだけ出る。役名もない役だったので、歩くだけとか、クラスメイトとか」

 

 いまの彼女からそんな姿はとても想像できないが、2016年7月10日放送の『さんまのまんま』(フジテレビ系)でも、下積み時代について語っている。

 

「『だから私を座らせて。通勤電車で座る技術!』っていう映画に(初めて)出て。主演の方に悪態をつく役。でもそんな役が多かったんですよ、不良とか。ドラマで『ボス猿』っていう役名の女の子をやったこともあります。キツイ役をやることが多かったです」

 

 そんな波瑠にとって転機となったのは、厳しく指導してくれる、映画の現場の人たちとの出会いだったという。

 

「『女の子ものがたり』っていう映画の森岡監督と、プロデューサーの西口さん。女性の方なんですけど、当時の何もできない私に、2人してめちゃめちゃ厳しくて。

 

『あんたそんな棒読みでいいと思ってるの?』『真面目にやんなさい』って。本当にやってる当時は怖くて、できれば見つからないように、その現場で過ごしたいみたいな。そんなわけいかないのに」

 

 そのとき指導された内容が、いまだに役立っているという。

 

「不安でしょうがなくて台本を離せなかったんですね。ずっと台本を持っていたら、『台本を読むのは本読みまで。リハーサル以降は台本は持たないし、見ない。覚えときなさい』って言われて」

 

『アナザースカイ』では、この経験から「台本を見なくてもできるように準備しておくということが身についた」と明かした波瑠。トップ女優として活躍できていることを考えれば、厳しい下積みも無駄ではなかったということだろう。

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