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お笑いコンビ「流れ星」400万円集めて岐阜に「ひじ神神社」設立

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.05 20:00 最終更新日:2018.02.05 20:00

お笑いコンビ「流れ星」400万円集めて岐阜に「ひじ神神社」設立

 

「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2018」の授賞式が、1月23日に行われた。ゲストとして出席したタレント若槻千夏は、独身時代、マンガ好きが高じて自宅を漫画喫茶のように改造した。「1万冊は持ってました。本棚も作ったんですが、本の重さで歪んできて大変でした」と、マンガのことなら任せてとばかり、授賞式に華を添えていた。

 

 もう1組のゲストはお笑いコンビ流れ星のちゅうえいと瀧上伸一郎。受賞作品(斎藤けん『かわいいひと』)の感想を聞かれ、ちゅうえいが「2人で旅行の打ち合わせをするシーンがあるじゃないですか。あそこ、男の子なのに本当にキュンキュンしてぇ……」とニヤニヤしながら答えると、瀧上の「お前、気持ち悪いな!」と突っ込みが入る。

 

 流れ星のイベント用のコメントはここまでで、持ちネタの「ひじ祭り」を話題にし始めた。

 

「ひーじ、ひーじ♪」と、ちゅうえいが踊り出すと、瀧上は「(カメラの)シャッターが凄いね。あっ、前のカメラさん今、撮れなかった?」。すると、ちゅうえいが「もう一度やります。ひーじ、ひーじ♪ あっ、ここです、シャッターチャンス! 撮ってくださぁーい」。

 

 イベントは、完全に流れ星のものとなったが、これだけでは終わらなかった。

 

 ちゅうえいが「M-1グランプリでこのネタをやってから、よく聞かれるんですよ。『ひじ祭りに行きたいんですけど、岐阜県のどこでやっているんですか?』って。『そんなお祭り、やってねえよ! これネタですから』と言いたかったけど、みんなネタを信じてくれているんだと感激したんです」と言うと、これに瀧上がこう反応。

 

「そこで、ひじ神様を祭る神社が本当にあったら面白いかも、という理由で『ひじ神神社』を、本当に作ることになりました。自分たちだけでは無理なので、神社の設立資金150万円をクラウドファウンディングで募集した結果、なんと400万円も集まりましたぁ!」

 

 いきなり「ひじ神神社」設立を発表すると、若槻が「えっ、宣伝!?」と驚きの眼差しで2人に話しかけた。

 

「そうなんですよ。それでね、今年8月1日に飛騨高山で『ひじ祭り』をやります。若槻さんも、みなさんも、ぜひ来てくださぁーい」とテレビカメラに向かってニコニコと手を振る。

 

 このプロジェクトは去年11月7日から募集を開始して、12月14日の終了まで1カ月ちょっと。集まった支援総額は400万円を超え、当初予定の約3倍近くが集まったことになる。

 

 流れ星の2人の母校は斐田(ひだ)高校がある飛騨高山。その飛騨高山で「ひじ祭り」を開催するのはわかるとしても、8月1日に高山本町商店街の納涼夜市で「ひじ祭り」を開催することが決定していて、すでに商店街の許可も取っているという、念の入れようだ。気合いが入っている。
 さすが、だてに岐阜県の観光大使を務めているわけではない。

 

「これからもどんどん発表していきます。あっ、さだまさしも、来たいと言っていましたので、もしかしたら、8月1日のお祭りに来たら、さださんに会えるかもしれません」

 

 宣伝に余念がない。思わず、何のイベントか忘れてしまいそうだったが、「ネタから出たまこと」と思って、期待の資金を無駄にせず、成功するよう、心から祈りたい。

 

(写真・文/芸能レポーター川内天子)

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