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『報道特集』山本恵里伽アナの「身近な外国人脅かす」発言に集まる賛否…放送前日には別番組が「放送倫理」違反でTBSに厳しい目

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記事投稿日:2025.07.15 14:25 最終更新日:2025.07.15 15:59
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『報道特集』山本恵里伽アナの「身近な外国人脅かす」発言に集まる賛否…放送前日には別番組が「放送倫理」違反でTBSに厳しい目

TBS・山本恵里伽アナウンサー(TBSアナウンサー公式Instagramより)

 

 7月12日、TBSの報道番組『報道特集』が外国人政策について特集した。ただ、番組内での女性アナウンサー発言が議論を呼んでいる。

 

 この日は、20日に投開票される参院選を前に、「争点に急浮上 “外国人政策” に不安の声」と題した企画が放送された。メインキャスターの山本恵里伽アナウンサーは、外国人政策が各党の争点に浮上するなか、SNSで差別的な言葉が拡散されている状況を指摘。ただ、その後の発言が波紋を呼ぶことに。

 

 

「山本アナは、『外国籍の人とまったくかかわらずに生活をする人はほとんどいないと思うんです』と前置きし、『自分の1票が、ひょっとしたらそういった身近な人たちの暮らしを脅かすものになるかもしれない。これまで以上に想像力を持って投票しなければいけないなと感じています』と、話しました。

 

 また、一部の政党が『日本人ファースト』のキャッチコピーを掲げていることを伝えつつ、山本アナが外国人差別に詳しい大学教授をインタビューした際、『“日本人ファースト” という言葉がかなりひとり歩きしている印象。ヘイトスピーチとは違うのでしょうか?』と、質問する場面もありました。

 

 結果、外国人のために投票するともとれる発言が、SNSで『偏っている』と物議を醸し、炎上する事態になっています」(芸能記者)

 

 山本アナの発言から、外国人政策に関する番組の伝え方に疑問を抱く人も多かったようだ。Xでは、

 

《本当におっしゃる通りです涙》

 

 といった賛成の声もあるが、

 

《TBSは報道特集を強制終了すべき》

 

《TBS。安住さんは好きだけど、報道特集はぜひ打ち切りにして下さい!》

 

 など、批判の声も多くあがっている。

 

「外国人政策は、人によって賛否が分かれる内容のため、報道番組で扱う際は慎重な言及が求められます。しかし、山本アナの発言から、番組が “日本人ファースト” を掲げる特定の政党に否定的な印象を受ける視聴者も多かったようです。

 

 本来、中立性が求められる報道番組の姿勢に、違和感を持たれてしまったのでしょう」(前出・芸能記者)

 

 くしくも、TBSでは、『報道特集』の放送前日、伝え方をめぐって、世間を騒がせる出来事があったばかり。

 

「7月11日、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、2024年10月のバラエティ番組『熱狂マニアさん!』で家具大手『ニトリ』の商品を紹介する企画に関して、企業の広告放送と誤認される可能性があったとし、放送倫理違反があったと認定しました。この件を受けて、TBSの姿勢に疑問を抱く向きもあったのです。

 

 BPOが注意喚起した翌日、今度は報道番組での発言が物議を醸してしまいました。今回の件は、BPOが見解を示した内容とまったく異なる事案ではありますが、TBSに厳しい目が注がれる事態が続くことになったのです」(前出・芸能記者)

 

“報道のTBS” は、公平性を保つ重要性をなによりも理解しているはずだが……。

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