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「正義の味方になりすぎている」山本恵里伽アナ “私見問題” で揺れる『報道特集』に “大先輩アナ” が物申すも…賛否沸騰

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記事投稿日:2025.07.23 18:30 最終更新日:2025.07.23 18:45
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「正義の味方になりすぎている」山本恵里伽アナ “私見問題” で揺れる『報道特集』に “大先輩アナ” が物申すも…賛否沸騰

TBS・山本恵里伽アナウンサー(TBSアナウンサー公式Instagramより)

 

 7月20日に投開票を終えた参院選。与党が大敗を喫し、参政党が躍進を遂げる結果となった。「日本人ファースト」を掲げて戦った参政党には、選挙中から批判も多く起きていたが、メディアの発信で大きく注目を集めたのが、7月12日放送『報道特集』(TBS系)での山本恵里伽アナの発言だ。

 

「番組では、おもに参政党の主張を取り上げ、識者や町の人の声を取り上げつつ、排外主義に違和感を突きつける内容となりました。

 

 特集の最後に山本アナが『外国籍の人とまったくかかわらずに生活をしている人は、ほとんどいないと思うんです。自分の1票が、ひょっとしたらそういった身近な人たちの暮らしを脅かすものになるかもしれない。これまで以上に、想像力をもって投票しなければいけないなと感じています』と発言。

 

 これには賛同意見も寄せられましたが、一方で外国人のために投票するとも取れる意見に、『偏向している』などと批判も集まりました」(政治担当記者)

 

 

 この騒動は、現在も尾を引いているようだ。22日には、“大先輩アナ” からこんな意見が提起されたのだ。

 

「フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんが、自身のYouTubeチャンネルでこの問題に触れました。古舘さんは山本アナが語った私見について、『なんら悪くないじゃないですか。どこが悪いんですか? 立派な1つの、警鐘を鳴らす意見です』と共感を示しました。

 

 一方、苦言を呈したのは番組構成についてです。あえて発言するとして、『「報道特集」がはまってしまっている「報道エリートの罠」っていうものにちょっとお気をつけいただいたほうがいい』と指摘したのです」(同)

 

 古舘は、動画内でこう指摘している。

 

「生意気なのは承知ですけど、『報道特集』の作り方が、“よりつっこまれやすくなっている” っていう部分をどこまで自覚されてるのか」

 

「『報道特集』という番組が、ある種 “正義の味方” になりすぎていると。どこかこっち側(視聴者)から見ると、そのつもりはなくても『上から目線で番組作ってやがる』と(言われてしまう)」

 

 優れた報道番組が「誰かが悪者、誰かが正義の味方」という二項対立に陥ってしまう危険性を、このように語った古舘。Xではこうした意見に対し、《本当そう》《これがまともな反応だと思いますよ》などと賛同もあるが、TBSを擁護しているとして古舘を批判する声も多く書き込まれている。

 

《だめだこりゃ》

 

《古舘氏が旧態依然すぎて呆れた》

 

《オールドメディアのかばい合いがまた始まったな》

 

「優れた言葉選びから “言葉の魔術師” とも呼ばれ、数多くの番組でMCを務めてきた古舘さん。報道番組『報道ステーション』(テレビ朝日系)では、12年間にわたってキャスターを担当し、舌鋒鋭く政治や社会に切り込んでいく姿は視聴者からも好評でした。

 

 一方、番組から降板する際は、『不自由な報道にいた12年のうっぷんがたまっている』などと、報道番組に対しての不満も覗かせていました。こうした経験からも、山本アナへの批判には目をつむれないものがあったのかもしれませんね」(芸能記者)

 

 大先輩の言葉は、『報道特集』に届いているだろうか。

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