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元日テレ・丸岡いずみ、顧問に就任した学校でも「情報リテラシー」教育を…ラジオ出演やコラム連載で知った「オールドメディアの可能性」とは

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記事投稿日:2025.08.06 06:00 最終更新日:2025.08.06 07:32
出典元: 週刊FLASH 2025年8月12日号
著者: 『FLASH』編集部
元日テレ・丸岡いずみ、顧問に就任した学校でも「情報リテラシー」教育を…ラジオ出演やコラム連載で知った「オールドメディアの可能性」とは

「きちんと伝えたいという気持ちで動いていた」と語る丸岡いずみ

 

 参院選ではフェイクニュースが飛び交い、SNSが世論を揺さぶった。そんな今、テレビでニュース報道を支えた人気キャスターが「現場」から語る。「バズる」よりも大切なのは、カメラの向こうに「伝える」矜持なのだ!

 

「日本テレビに入社してから警視庁捜査一課の担当でした。当時は、現場を担当していた記者が取材力を武器に、夕方のニュースのキャスターになることが局のトレンドになっていた時代だと思います」

 

 元日本テレビのフリーキャスター・丸岡いずみ(53)は現在、『情報ライブ ミヤネ屋』のコメンテーターのほか、松実高等学園顧問や日本心理学会正会員など、幅広く活動している。

 

 

「最初に入社した北海道文化放送で鍛えられ、カット編集ぐらいはできたんです。日本テレビに転職すると、『なんで、できるの?』と驚かれました(笑)。

 

『真相報道 バンキシャ!』ではAP(アシスタントプロデューサー)も兼務し、野村克也監督にご出演いただきたいとなったときは、やっぱり沙知代さんからだよねと、一緒にお茶をすることから始めました。

 

 ただただ自分が取材したことを、きちんと伝えたいという気持ちで動いていましたね」

 

 2008年から『ミヤネ屋』内のニュースコーナーを担当。司会の宮根誠司とのかけ合いが話題となり、 “奇跡の38歳” と呼ばれる美貌で人気に。

 

「今も月に2〜3回、『ミヤネ屋』に出演していますが、当時と比べるとSNSが台頭しています。そんななか、テレビ報道など “オールドメディア” に求められている役目のひとつは、ファクトチェック機能だと感じます。

 

 実際、昨年の兵庫県知事選挙では、未検証の情報に人々が翻弄されました。顧問先の学校でも、情報リテラシーの教育に取り組んでいます」

 

 現在はラジオ関西、四国放送ラジオでレギュラー番組を持ち、「徳島新聞」でコラムを連載している。

 

「学校の入試問題に私のコラムが使われたようで、ラジオに『丸岡さんのコラムのおかげで娘が合格しました』というメッセージをいただいたときは、本当に驚きましたし、嬉しかったです。

 

 ラジオは初心者なんですが、radikoの台頭でガラッと変わりましたよね。地方局の番組でも、全国のリスナーの方からメッセージが届くんです。地方紙のコラムもデジタル配信されるようになったことで、全国の方が読めるようになりました。

 

“オールドメディア” もやれることはまだまだあるし、私も “ニューメディア” も上手に使っていきたいです」

 

丸岡いずみ
1994年に北海道文化放送入社。2001年に日本テレビへ中途入社。2012年の退社後は、キャスター経験とメンタルケアカウンセラーの知見を生かし、コメンテーターをはじめ、講演や執筆、教育など幅広く活動している

 

写真・木村哲夫

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