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追悼「大杉漣さん」遠藤憲一・松重豊とのラスト座談会!

芸能・女子アナ 投稿日:2018.03.14 16:00FLASH編集部

追悼「大杉漣さん」遠藤憲一・松重豊とのラスト座談会!

 

 2月21日に心不全により66歳で亡くなった大杉漣さん。本誌では、遺作となったドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)の現場で、大杉さん、遠藤憲一(56)、松重豊(55)の座談会を行なっていた。大杉さんの追悼企画としてここに発表する。

 

「3人揃ってのスチール撮影って初めてだよね。記念になるねえ。緊張? しないよ〜。なんの緊張よ(笑)」

 

 大杉漣がそう切り出すと、どっと笑いが起きた。日本を代表する名脇役たちが共同生活を送る『バイプレイヤーズ』。2017年1〜3月に放送された前作では、“強面” イメージも強かったメンバーの、おじさんキャラに萌える人が続出した。

 

松重「萌えねえ……。50年以上生きてきたけど、自分がかわいいと思って生きてないからなあ(笑)。飲んでいても、誰も声をかけてきませんよ。みんなこの顔だし、あとで仕返しがあると思うんじゃないの(笑)」

 

大杉「遠藤さんはバラエティに出ても変わらないよね」

 

遠藤「『俺、出ていていいのかなあ』って思いますよ。だけど、ちょっとずつ慣れてきたかな。楽しんでます」

 

大杉「僕も「ゴチになります!」(日本テレビ系『ぐるナイ』の人気コーナー)に1年くらい出演させていただいておりますが、いまだにアタフタしております。松ちゃんの『孤独のグルメ』のコメントを真似したいけど、いまだに満足できる食レポができない(笑)」

 

遠藤「食レポねえ、俺もできないわ」

 

松重「ただ食べているだけですよ(笑)」

 

 まるでアドリブ合戦! 撮影でも延々と掛け合いが続くそうだ。

 

■いつかみんなで作品を作りたい

 

遠藤「きっかけは、15年前の映画祭。その後、雑誌の取材でメンバー全員が再び集まって『いつかみんなで作品ができればいいね』って話したんですよ。それが前作に繫がった」

 

大杉「そう、取材だけで解散しなくて、みんなで飲み屋に行ったね(笑)。皆さんとのおつき合いは30年以上になるから、作品が実現した嬉しさってありましたよね」

 

 それからわずか1年足らずで続編が決定した。今作は、遠藤憲一、大杉漣、田口トモロウ、松重豊、光石研が本人役で出演(五十音順)。

 

 ドラマの撮影のため、大杉のクルーザーでロケ地に向かう5人は、無人島に漂着し、サバイバル共同生活を強いられる……。

 

大杉「今回も撮影が終わると飲みに行ってますね。ロケ現場付近は、居酒屋が少ないんですよ。だけど気合で見つけてくる(笑)。前回は、“バイプレ飲み会” で初の居酒屋チェーン店でした」

 

松重「勘定は、きっちり割り勘です」

 

大杉「一人7000円を超えると光石さんに怒られちゃうから、そこはとても用心しています(一同爆笑)。光石さんは4000円以下だと上機嫌! 皆さん強いですよ。翌日、セリフはしっかりと覚えてきている」

 

松重「健康に気を遣って深酒をしないだけです!」

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