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芸能界に進出した「村上佳菜子」タレントとして滑り出しは上々

芸能・女子アナ 投稿日:2018.03.21 16:00FLASH編集部

芸能界に進出した「村上佳菜子」タレントとして滑り出しは上々

 

 プロフィギュアスケーターの村上佳菜子が、2月28日、映画『ダウンサイズ』公開直前イベントに、2年連続『M-1グランプリ』準優勝のお笑いコンビ和牛(水田信二・川西賢志郎)とともに登場した。

 

 村上は昨年4月に現役を引退した後は、アイスショーに出演しながら芸能界にも進出。バラエティー番組で活躍したかと思えば、『メレンゲの気持ち』の新MCに抜擢。

 

 番組のメーン司会者・久本雅美が「さすがに世界を相手にしているだけあって、もう堂々たるもの。VTR紹介も上手に、かまずにやっていたので、素晴らしいなと思って勉強になりました」と大絶賛したのは有名な話。

 

 今回の平昌オリンピックのフィギュア解説者としても、村上は「滑りやすそうな氷ですね」と、スケートリンクの氷の質に着目したり、羽生結弦選手のジャンプの降り方を見て「完全に治っていないのかな」と推測したり、他の人たちとは違う視線で解説し、高評価を受けている。

 

 村上の魅力は、現役時代からの “佳菜子スマイル”。天真爛漫な性格が、よく現れている。そのうえに、気取らない、的を射た自然なトーク力と豊かな表現力を持つ。

 

 この日のイベントでも、今もっとも期待されている和牛の二人を相手に、引けを取らないトーク力で、場を盛り上げた。

 映画のテーマである、身体が13cmになることで裕福な生活が送れるという世紀の発明「ダウンサイズ」に、和牛の水田は「きっと我々は2年連続M-1準優勝として、本当は取りたかった優勝よりダウンサイズした男たちとして呼んでもらいました」と自虐的に話して会場を沸かす。

 

 一方、村上は「映画を見て現実世界で小さくなるとメリット・デメリットがあるんだなと感じたんですが、スケートリンクが小さくなると家の中にリンクが作れて、いつでも練習ができるし、衣装が小さくなれば安くすむので、最後はやっぱり小さくなりたいー」と言う。

 

 この発言を受けて和牛の川西が「へー、衣装ってそんなに高いの?」と聞くと、村上は「はい。この衣装にストーンを付けたいけど、高くなるので自分で着けますって言って、自分で縫っていました」と意外な秘話を明かしていた。

 

 サイズダウンして叶えたい夢はと聞かれ、村上は「大好きなかき氷が食べたい! 小さくなれば普通サイズのかき氷が巨大になるので、それを思いっきり食べたい!」と、叶えたい夢を語る。

 

 すると、準備されていた高さ2メートル、重さ300キロの巨大かき氷が登場。特製のスコップを使ってかき氷を頬張った村上は「あははは、おいしいです」と、「佳菜子スマイル」を全開させていた。

 

 村上がかき氷を好きなのは、先輩で仲良しの浅田真央に連れていかれたかき氷があまりにも美味しくて、それ以来、今でも月に2~3回は行くのだとか。会場に登場した300キロの氷は、村上が去年食べたかき氷の量と同じという。

 

 さて、平昌オリンピックについて聞いてみると「(フィギュアスケートの宇野)昌磨が滑っているだけで泣けました。小さい頃からコーチも練習場も一緒で、練習してきましたから」と、少し興奮ぎみに話す。

 

 さらに「コーチの前を通りすぎるとき、コーチが『がんばれー』とリンクの壁をこうやって叩いたのを見て、涙がだぁーて流れました」と、両手を叩く真似をして、次いで顔の上から下へとさげて涙を表現。

 

 そして「お互い肉が好きなので、落ち着いたら食べに行きたい。ダウンサイズしたら、思う存分、肉を食べさせてあげたいですね」と、作品のPRも忘れなかった。

 

タレントとして、村上佳菜子は滑り出しも上々のようだ。(取材・文/芸能レポーター川内天子)

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