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たけしが抜けた「オフィス北野」稼ぎ頭は寺島進とマキタスポーツ

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.18 06:00 最終更新日:2018.04.18 06:00

たけしが抜けた「オフィス北野」稼ぎ頭は寺島進とマキタスポーツ

 

 ビートたけし(71)がオフィス北野から独立し、“愛人”の50代女性と立ち上げた新会社「T.Nゴン」へ移籍したことに端を発するこの騒動。

 

 4月9日、報道陣の取材に応じた森昌行社長(65)は「今後、規模の縮小は必至」と語った。「20日付で同社の約30人の社員が全員解雇される」という報道は否定したが、現在、一人ひとりと雇用関係や退職金を相談している最中だという。

 

 たけしの売り上げはオフィス北野の売り上げの8割を占めていた。同社の年約24億円の売り上げから換算すると、19億2000万円という金額を一人で稼ぎ出していたのだ。理由のひとつがたけしのギャラの高さ。あるキー局プロデューサー(以下「P」)が明かす。

 

「ゴールデンタイムのバラエティ番組で、たけしのギャラは1時間400万円〜500万円。業界トップクラスの高額だ」

 和解がすんだとはいえ、大黒柱を失ったオフィス北野を、軍団メンバーが再興することはできるのだろうか。

 

「軍団のなかでギャラが高いのは、ガダルカナル・タカとダンカン。タカは芸歴が長く、軍団の中で番頭的な存在。『情報ライブ ミヤネ屋』など、ワイドショーにもレギュラー出演している。

 

 ダンカンは俳優として活躍し、監督デビューを果たすなど、幅広く活動していて露出が多いため、ギャラに反映される。その2人も金額は50万円〜80万円。つまみ枝豆、井手らっきょ、ラッシャー板前など、知名度の落ちるメンバーは50万円に満たない」(P)

 

「近年、キャスティング会議で軍団メンバーの名前が挙がることはほぼない。しいて挙げるなら、コメンテーターとして発言できる水道橋博士だが、やはり『たけしがいてこそ』の軍団。たけしのフリで体を張るなら芸になるが、個人では印象が弱く、使いようがない。現在のバラエティ制作では、一人でもキャラが立っていて、好感度の高いタレントが重宝される」(キー局制作関係者)

 

 オフィス北野を救うのは誰か。期待がかかるのは、約80名のタレントのうち、俳優業をメインにする10名だ。

 

「稼ぎ頭のツートップはマキタスポーツ寺島進。芸人だけでなく、ミュージシャン、俳優と複数の顔を持つマキタは、名脇役として注目。昨年は『おんな城主 直虎』で大河に出演した。バラエティのギャラは30万円〜と高くないが、ドラマなら一本70万円〜80万円だ。売れっ子俳優の寺島なら、主演ドラマのギャラは200万円にもなる。

 

 オフィス北野は今後、俳優を中心にマネジメントの労力を使いたいはず。個々で稼ぐのが難しい軍団には、移籍してほしいというのが本音では」(P)

 

 再興の道は険しい。

 

(週刊FLASH 2018年5月1日号)

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