芸能・女子アナ
草野仁がエール「関西とニューヨークが有働由美子を作った」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.21 09:00 最終更新日:2018.04.21 09:37
『あさイチ』(NHK)の司会を卒業し、3月31日付けでNHKを退職した有働由美子アナ(48)。
今後はフリーとして活動するという。そんな彼女の大先輩である元NHKアナウンサーの草野仁(74)が、3月上旬、有働の退職直前に彼女について語ってくれた。
「NHKのアナウンサーは、『いつもきちんと姿勢を正し、間違った発言はしない。節度を持って表現する。枠の中にしっかり入る人間であるべきだ』と教えられていましたが、時代の流れのなかで、アナウンサーにも “自然な反応” が求められているのではないかと思います。
有働さんは、視聴者が『こうあってほしい』というアナウンサーの姿に気がつき、その流れをいち早くつかまえたのでしょう。だから、今までだったら女性アナウンサーが絶対に口にしなかった “脇汗” にもきっちり踏み込んだ(笑)。
関西で長く生活したことで、本音で話すことを身につけたことも大きいでしょうし、ニューヨークのアメリカ総局時代、現地の女性ブロードキャスターがストレートに表現する姿を見たことも刺激になっていると感じます。
そんな有働さんをひと言で言うなら “可動域が広いアナウンサー” 。NHKはある程度ベテランになると与えられる場が限られてきますから、フリーになった有働さんを見てみたい気持ちはありますね」
(週刊FLASH 2018年3月27日・4月3日合併号)