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テレビマン30人に聞いた「一緒に仕事したい女子アナ」

芸能・女子アナ 投稿日:2018.05.06 16:00FLASH編集部

テレビマン30人に聞いた「一緒に仕事したい女子アナ」

『三田友梨佳』

 

女子アナブームが終わり、若くてかわいいだけでなく、個性や人間としての蓄積が重要になってきているのです」

 

 と語るのはフリーアナウンサーの佐々木正洋氏。佐々木氏が仕事をしたい女子アナは、テレビ朝日時代の同僚・大下容子アナ。

 

「『ワイド!スクランブル』の生放送に週5回出演し、清廉さを失わない。若手アナは学ぶべきです」

 

 同局のベテランでは、松尾由美子アナも評価が高い。50代の制作会社役員も推薦する。

 

「抜群にナレーションがうまい。民放で一、二を争うレベルだと思う。震災特番でのナレーションは『語り』のレベルだった」

 

 日本テレビの20代局員(報道)が挙げたのもベテラン。豊田順子アナ(51)だ。

 

「後輩がヘマをして現場がピリピリしていたとき、豊田アナが『ドンマイ』って笑顔で声をかけていました。今は『ドンマイ』なんてあまり使いませんが(笑)、あの場はその言葉で救われましたね」

 

 NHKはどうだろうか。

 

「有働由美子アナはNHKを退社しましたが、3月までやっていた『あさイチ』の後任・近江友里恵アナ(29)は約20歳若い。中堅が育ってきています。記者人気が高いのは、鈴木奈穂子アナ、『ブラタモリ』初代アシスタントの久保田祐佳アナ(35)、2代目の首藤奈知子アナ(38)。

 

 久保田アナはクールな外見ですが、カラオケでは1980年代のアイドルソングで盛り上げるおじさんキラー。首藤アナはとにかく優秀で、原稿は一度読んだら完璧に覚えますし、間違いがあると、スタッフを気遣いながら指摘してくれるんです」(報道・30代)

 

 フジテレビでは、4月から『とくダネ!』アナに抜擢された山?夕貴アナ(30)。

 

「気さくで明るく、こちらも元気をもらえます。加藤綾子(32)が抜けた穴を十分埋めてくれています」(報道・40代)

 

 テレビ東京は、鷲見玲奈アナ以外に、大江麻理子アナ(39)、秋元玲奈アナ(32)を推す声。

 

「大江アナは、またバラエティ番組に起用して、前に出すぎず、いじられてもきちんと対応する天然キャラを生かしてみたい」(制作・30代)。

 

「秋元アナは気さくで、反応が素直で仕事しやすい」(報道・40代)。

 

 フリーでは、元TBSの田中みな実アナの、アツい一面が見えた。

 

「自分の見せ方をよくわかっている。そのうえで、みんなでいい番組を作っていこうという気持ち、熱意が伝わってくる」(TBS制作・40代)。

 

「制作への売り込み力がすごい。スタッフのつまらない話でもとにかく真剣に聞いてくれる。さらに距離が近いため、みんなすぐに彼女のことを好きになる(笑)」(テレ朝制作・30代)。

 

●鷲見玲奈アナ(27)テレ東

 

「平昌五輪は期間後半からの後入りだったこともありますが、疲れを見せず、いつも熱心に取材していました」(制作・20代)

 

●弘中綾香アナ(27)テレ朝

 

「気分屋だが、『激レアさんを連れてきた。』では芸人顔負けのアドリブを見せ、オードリーの若林正恭さんも絶賛している」(制作・30代)

 

●松尾由美子アナ(38)テレ朝

 

「スタッフに偉ぶらない。若手アナには厳しい態度を見せることも。デキる女の心の闇を見るようでそそる(笑)」(制作・50代)

 

三田友梨佳アナ(30)フジ

 

「そこらへんのタレントより美しいうえに、品が備わっている。画面上の収まりもいいし、きっちり仕事をしている」(制作・30代)

 

●鈴木菜穂子アナ(36)NHK

 

「明るい性格で、受け答えが柔らか。自分の失敗も笑いに変えてしまう図太さに、緊張感のある現場が和みます」(報道・30代)

 

●岩本乃蒼アナ(26)日テレ

 

「昨年の『24時間テレビ』。主役のブルゾンちえみを邪魔せず、カメラに映らないように伴走していて感動した」(リポーター・40代)

 

●大下容子アナ(47)テレ朝

 

「出演者へ配慮しながら、番組を進行させる力に関しては、ピカイチです。男女を問わず、『MCの鑑』だと思います」(佐々木正洋氏)

 

●有働由美子アナ(48)NHK

 

「明るい酒で、2人だけになってもよけいな気を遣わせない。下ネタもあり(笑)。仕事もしやすいですよ」(制作・50代)

 

●水卜麻美アナ(30)日テレ

 

「タレントでもなく、たんなる局員でもないバランス感覚があり、責任感も強い。キャリアを積み、輝きも増した」(制作・50代)

 

●宇内梨沙アナ(26)TBS

 

「平昌五輪のフィギュアスケート取材で、現場の撤収を率先して手伝ってました」(AD・20代)

 

●海老原優香アナ(23)フジ

 

「地位、立場に関係なく、分け隔てなくスタッフと接してくれる。入社半年での『とくダネ!』抜擢はちょっと酷だったか」(報道・30代)

 

 テレビマンは、女子アナたちのいい面をよく見ているのだった。

 

(FLASH DIAMOND 2018年4月15日増刊号)

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