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TBS秋沢淳子アナ「酒豪にみられるけど、実はまったくの下戸」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.28 11:00 最終更新日:2018.05.28 11:00

TBS秋沢淳子アナ「酒豪にみられるけど、実はまったくの下戸」

 

「大学時代は、国連の職員になりたいと思っていました。ゼミの友人にTBSアナウンサーのセミナーに誘われたときも、『マスコミのお話を聞くのもおもしろそうだな』という軽い気持ちでした。  

 

 合格したのは、気楽に受けたのがよかったんでしょうか。田舎育ち(埼玉県飯能市)なので、農作業をしているおじさんに『お茶入りましたよ〜』と大声で声かけをしていましたから」

 

 こう当時を振り返る秋沢淳子アナが、初めてまかされた大きな番組は『JNNスポーツ&ニュース』だった。 

 

「野球のルールもあまりわからず、先輩スタッフからは『スコアブックも書けないの? 信じられないな』と言われ、球場で野球を観ながらTBSラジオの中継を聴き、書き方を練習しました。

 

 入社したときのTBSアナウンス室はバンカラで、男性は下駄で社内を歩いたり、上半身しか映らないからと、上はスーツ、下はジーンズという格好で本番に臨む先輩がいて驚きました。

 

 女性の先輩アナウンサーは怖かったです(笑)。とくに香川恵美子先輩(52)。入社した1991年、バルセロナの国際女子駅伝の中継でご一緒しました。とにかく厳しかったですが(笑)、打ち上げで『よくやった』と褒めてくださいました。香川先輩に多くを学びました。

 

 今は、長峰由紀先輩(54)の活躍が私の励みになっています。長峰先輩が退職したら私がいちばん上になってしまう。後輩のお手本になれるか? 心配ですね(笑)。

 

 酒豪にみられるんですがまったくの下戸で、無理に若手に合わせていかず、無言で料理を食べているタイプなんです。その点、小林豊先輩(52)はとにかく声が大きく、アピール力がすごいんです(笑)。  

 

 若いアナウンサーは繊細なタイプが多い気がします。SNSが当たり前の世代で、他人からどう見られているかを気にするみたい。『私の叱咤激励は、すべて前向きにとらえてね』と言いたい。

 

 昔は、『絶対に失敗はしない』ことを目標にしてきました。でも今は『一生懸命にやった先での失敗はしかたない』と思っているんです」

 

 フリーになろうと思ったことは一秒もない、と断言する。

 

「37歳で結婚をしました。『とりあえず結婚という経験をしてみよう』という感じで、マスコミの皆さんの張り込みもありませんでした(笑)。

 

 今は産休や育休も取りやすい環境になりました。『何が自分にとって幸せか』を考えられる時代になったことはありがたいですね。

 

 この会社が好きですし、最後までご奉公したいです。プライベートではスリランカで児童養護施設を運営するなどのNGO活動をしています。

 

『30歳を過ぎればアナウンサーの仕事がない』と、『FLASH』さんも無責任なことを書いたことがありますよね?(笑)

 

 でも、今はおじちゃんやおばちゃん世代のアナウンサーが活躍しています。若手の励みになるよう、頑張りたいです」

 

あきさわじゅんこ 
51歳 1967年生まれ 埼玉県出身 慶應義塾大学卒。1991年、TBS入社。
「TBSの最終試験はニュース読みやフリートークのほか、寸劇などもしました。合格したのは私と安東弘樹君でした。最近フリーになったから寂しくて(笑)」

 

(週刊FLASH 2018年5月8・15日合併号)

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