芸能・女子アナ
上田まりえアナの失敗談「高校生クイズでつまずいて大転倒」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.30 11:00 最終更新日:2018.07.30 11:00
アナウンサーの番組初出演を指す業界用語「初鳴き」。2018年も研修を終えた新人アナたちのデビューが近づいてきた。そこで、人気アナたちに、当時の失敗談や初々しいエピソードを語ってもらった!
元日本テレビアナウンサー・上田まりえ(31)さんの初鳴きは、のっけからハプニング続きだった。
「『全日本少年サッカー大会』で、実況の合間に、選手のエピソードなどをしゃべるんです。でも、『ここで話を挟んでも大丈夫かな』と考えたら怖くて、マイクのスイッチを入れられなくなりました。しかも、試合中に熱中症になり、大先輩アナウンサーに団扇であおいでもらうという失態を演じてしまいまして……」
『全国高等学校クイズ選手権』の前説でも「やってしまいました」と上田さん。
「西武ドームの特設舞台の上で注意事項を説明し、『それでは皆さん、頑張ってくださいね!』と叫んで階段を下りたとき、マウンドを覆っていたゴムシートにつまずき、スポンサーさんたちの前でばったり転んでしまったんです。心配した高校生が絆創膏をくれました(笑)」
日テレの “元気印” としてファンも増えつつあったが、本人は、「華やかさも才能もない私がどうしてここにいるんだろう」と落ち込んでいた。
アナウンサーの仕事が楽しくなってきたのは、入社から4年がたってからだ。
「ゴルフ中継班に入ったとき、あるプロの方が『上田さん、すごく頑張り屋さんだね。だけど眉間にシワが寄っているからニコニコしたほうがいい。ぜったいにうまくいくから』と。
それを実践したら、気持ちもほぐれて明るく前向きになれたんです。自分ではアナウンサーの仕事は向いていないと思っていましたけど、あえて自分から “向きつづけた”。そうしたら楽しくなりました」
2016年に日テレを退社後は、タレントとして活動の幅を広げた。取材のあとは大学院に行くのだと、教材が詰まった大きなリュックを見せてくれた。
うえだまりえ
鳥取県出身 専修大学卒業後、2009年から2016年まで日本テレビに在籍。現在、『5時に夢中!』(TOKYO MX1)アシスタント、『ワールドスポーツMLB』(NHK BS1)キャスター(土、日曜日)のほか、早稲田大学大学院にも在学中
(週刊FLASH 2018年7月3日号)