《私事で急なご報告となりますが、私山本KID徳郁はガン治療のために頑張っています。絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので温かいサポートをよろしくお願いします!》
8月27日、自身のインスタでガンを告白した山本“KID”徳郁(41)。
「2年前に病気が判明し、現在はグアムで治療を続けている」(格闘技関係者)
本誌が入手した写真は2018年8月中旬に、グアムのレストランで撮影されたものだ。親しい知人らと席をともにするKIDはやせ細り、座っているのがやっとという状態。
よく見ると、彼が車椅子に乗っているのがわかる。カメラに向かってポーズを決めるが、彼だけは笑顔がなく、辛そうな表情だ。
「消化器系のガン治療のため、グアムの病院で闘病生活を送っている。本人はふらついて、歩けないほどだ。日本を離れ、グアムで治療しているのは、周囲の目を気にしてのことだという」(同前)
KIDは、レスリングのミュンヘン五輪代表だった山本郁榮氏(73)を父に持ち、姉は美人格闘家として有名な山本美憂(44)、妹はレスリング選手でダルビッシュ有の妻である山本聖子(38)というスポーツエリート。
本人は23歳のときプロ格闘家デビューし、HERO’S初代ミドル級世界チャンピオンに輝くなど活躍。「神の子」と呼ばれ、カリスマ的な人気を誇る。だが、2015年大晦日の魔裟斗との対戦を最後に、2年8カ月の間リングから遠ざかっている。
2017年には、経営するスポーツジムを沖縄県と埼玉県に開設し、9歳年下の夫人、3歳と1歳の娘とともに、沖縄県糸満市に転居していた。
だが2018年6月には『“神の子”山本KID徳郁と一緒に未来のチャンピオンを発掘する』というプロジェクトが突如中止になった。理由は「KIDが急遽、アメリカ遠征に行くことになった」ためとされたが、「病気では」という噂が飛び交っていた。
前出の格闘技関係者が語る。
「家族、姉妹も看病のためグアムに行っています。彼は現地に友人も多く、周囲の力強いサポートで、闘病生活を送っています」
病との闘いに負けるわけにはいかない。
(週刊FLASH 2018年9月11日号)