芸能・女子アナ
『イッテQ!』でっち上げ疑惑で内村光良は「信じてます…」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.13 06:00 最終更新日:2018.11.13 06:00
11月8日発売の「週刊文春」が報じた『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のでっち上げ疑惑。
「僕は、信じています」
11月8日夜、自宅に戻ったウッチャンこと内村光良(54)は、本誌の直撃にそう答えた。番組の大看板・ウッチャンも困惑したに違いないが、取材に驚いた様子もなく終始、神妙な面持ちだった。
「週刊文春」が取り上げたのは、5月20日放送の、宮川大輔がラオスの首都・ビエンチャンで「橋祭り」に参加する企画についてだった。祭りは、水上に渡された板を「橋」に見立て、回転する玉などを避けながら自転車で駆け抜ける早さを競うというもの。
番組内では「毎年盛大におこなわれているお祭り」と紹介したが、文春の記事では、「企画は日本側が提案して実現した」という地元関係者の証言が報じられていた。
現地で取材をコーディネートしたM社の社長はこう言う。
「橋祭り自体をでっち上げたということはありません。たしかに、毎年盛大にやっているお祭りという表現に語弊があったのは事実です。
ですが、これはもともと、ラオスとタイの国境地帯のメコン川流域でおこなわれている催し。ただ、具体的にどこでやっているかは、すぐにお答えできませんが……。
セットは、祭りを盛り上げるため、ラオスの美術会社と私たちで、演出のひとつとして考え、設営した。 そのことは、現地に来た日テレ側には説明しています」
制作の現場はどうなっていたのか。
「イモト(アヤコ)をはじめ、人気が高い出演者のスケジュールを押さえるのは、番組開始当時より格段に難しくなった。しかも、日程に合うおもしろいイベントは、そう多くはない」(制作会社幹部)。
日テレのチェックがずさんだったのは否めない。
「『電波少年』シリーズなどの看板バラエティ番組を手がけてきた名物ディレクターをはじめ、エース級の局員が多数スタッフとして加わっている。
試写や会議は何度もあり、 制作現場に何か問題があったとしても、局としてチェックする機会はあったはずだ。このような事態を招いたウチの責任は重い」(日テレ局員)
日テレは8日、「企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はない」と見解を発表。疑惑を否定したが……。
「BPOは日テレに対し、報告書の提出を求めています。過去に類似した事例がないかどうか、局は調査を急いでいます。調査次第ではBPOだけではなく、監督官庁の総務省も黙ってはいないでしょう。
経営トップが謝罪会見を開くような事態になれば、関係者の処分だけではすまず、番組の存続すら危ぶまれます」(日テレ関係者)
冒頭の直撃時、最後にウッチャンはこう強調したのだった。「スタッフや、共演者を信用していますよ。それしかないです」
(週刊FLASH 2018年11月27日号)