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堀ちえみ「舌ガンに勝つために」息子たちが戻ってきた

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.26 06:00 最終更新日:2019.02.26 06:00

堀ちえみ「舌ガンに勝つために」息子たちが戻ってきた

2000年、四男誕生時

 

 2月22日午後10時、堀ちえみ(52)は舌ガンの手術を終え、集中治療室に入った。まず、ガンが転移した左首のリンパ節を摘出、次に舌の6割を切除、最後に太腿の皮膚を移植して舌を再建した。11時間にわたる大手術だった。

 

 2018年夏から治らない「口内炎」の正体は、悪性の腫瘍だった。堀が大学病院でそれを知らされたのは、1月21日。

 

 

 30代で特発性重症急性膵炎、40代で特発性大腿骨頭壊死症、50代に入り、リウマチと神経障害性疼痛。病と闘いづめだった彼女は、一度は「このまま治療せずに、緩和ケアを受けて人生の幕を閉じてもいいのかな」と考えたという。

 

「生きる」と決心させたのは、子供たちの涙だった。堀には、7人の子供がいる。

 

 

 1983年にドラマ『スチュワーデス物語』で一躍トップアイドルとなった堀は1987年に引退。22歳だった1989年、芸能界に復帰するとともに、故郷・大阪で医師の男性と結婚した。

 

 1990年9月に長男が誕生、「あまりのかわいさに愕然とした」という。堀は、初めから子供がたくさん欲しかった。1992年5月には、次男が誕生。童謡をレコーディングしたり、子育てに夢中だった。のちに次男は京都大学に現役合格した。

 

 その後1993年に三男を出産したが、1999年に最初の夫と離婚する。のちに堀は「幼すぎた結婚そのものでした。私が子供だったのでしょう」と、この結婚を振り返っている(『美ST』2014年6月号)。

 

 2000年には、やはり大阪で、雑誌編集者の男性と「できちゃった再婚」。再婚した年の10月に四男が誕生。堀は、「5人めも男の子ならSMAPができる」と冗談をとばしていた。2002年には長女も誕生するが、2010年に離婚してしまう。じつは結婚する前から、喧嘩が絶えなかったという。

 

 そして2011年、現在の夫と再々婚。堀と同じく「バツ2」の夫には2人の連れ子がいて、7人の母親になった。

 

「この結婚で、堀は東京に引っ越した。だが最初の夫との3人の子は関西に残り、離れて暮らすようになった。三男は当時まだ高校生だったが、東京についていかないことを選んだ。堀の両親が面倒を見ていた」(芸能関係者)

 

 2015年9月、堀はブログに長男と次男の名前を出し、母親の複雑な胸の内をつづった。

 

《就職後は全く連絡ないけれど。私の人生は、主人と一緒に生きていくから心配しないで! って言ってるから、安心してくれてるのかな?》(現在は削除)

 

 当時は長男が25歳、次男が23歳。社会に出たばかりの息子がついつい実家に連絡を怠るのは、よくあることだ。だがそれは堀が考える家族の形では、なかった。

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