医師から告知を受けた2019年1月21日、堀が舌ガンを最初に打ち明けたのは、夫だった。夫婦は子供たちにありのままを伝えると決めた。
堀のブログによると、最初に夫が《東京の実家近くに住んでいる息子》を訪ねて、病気を伝えた。辛すぎて、自分では伝えられなかった。
「社会人の三男のことだ。8年前は関西に残った三男だが、いまは堀の家をときどき訪ねてくるようになった。優しい息子で、父の言葉に絶句した」(別の芸能関係者、以下同)
次に、《東京郊外や他県に住んでいる子供たち》に夫が電話で伝えた。名古屋に住む長男と、次男だ。2人ともショックを受けていたという。
最後に、同居している高校生の四男と長女に、夫婦で直接伝えた。四男は動揺し、「若いから大丈夫だよ」と繰り返した。長女はボロボロ泣いた。堀も泣いた。その日から、家族がひとつになった。
「三男や、大学生で都内に住んでいる夫の娘と息子が、しょっちゅう家にやってくるようになった。母子で映画を観たり、スイーツを食べたりして過ごした。
2月17日からは、三男、四男、長女、夫の娘・息子と、東京にいる子供5人が勢揃い。墓参りに行き、手巻きずしパーティをした」(同前)
2月15日の堀の誕生日を祝って、子供たちから花と小型のDVDプレーヤーを贈られた。入院直前には、長男が名古屋から駆けつけた。子供たちとハイタッチして、堀は病室に向かった。
長女は、入院する堀に手紙を渡した。そこにはこうあった。
《いろんな困難を乗り越えてきたお母さんならきっと乗り越えられるんだろうなって思ってます》
(週刊FLASH 2019年3月12日号)