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大江麻理子×佐々木明子に聞く「経済ニュース」のとっつき方

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.31 06:00 最終更新日:2019.03.31 06:00

大江麻理子×佐々木明子に聞く「経済ニュース」のとっつき方

左から佐々木キャスター、大江キャスター

 

 毎日、我々が目にするニュースは、経済と密接に関係している。しかし、どうしても経済の話題となると、難しそうなイメージがつきまとって……。しかし、経済ニュースを読み解くことができれば、「できる男」と一目置かれることは間違いない。

 

 そこで新年度を迎えるいま、人気の経済ニュース番組を担当している2人、『WBS』の大江麻理子キャスターと、『Newsモーニングサテライト(以下、モーサテ)』の佐々木明子キャスターに、「イチからわかる経済ニュースの読み解き方」を教えてもらった。

 

 


大江(以下:大)「経済ニュースには『硬い、難しい、複雑』というイメージがあります。まずは、とっつきやすいコーナーから見るといいのでは、と思います。

 

 たとえば『WBS』なら『トレたま』のコーナー。中小企業の発明から、こんな商品やサービスが生まれている、といった身近な内容が多いので。

 

 自分が使っているものは、こんなふうに作られているんだ……ということがわかると、その企業に興味が湧いてくるようになります」

 

佐々木(以下:佐)「そうそう。自分が持っているものに関わっている企業に興味を持つのは、いい方法よね。

 

 たとえば、スマートフォン。『最近、iPhoneが中国で売れてないらしいね』『そういえば、中国はアメリカとの貿易戦争が問題になってるよね』という感じで、身近なものからニュースを紐解いていくと、経済と自分の関係が見えてくる。

 

 前に2人で温泉に行ったときも『あのバッグ、持ってる女性が多いけど、どこの商品だっけ?』『業績はどうなの?』みたいな話になったことがあったわよね(笑)」

 

大「プライベートでも、ついそういうところに目がいっちゃうんですよ(笑)」

 

佐「私が担当する『モーサテ』は、マーケット情報が中心なので、より難しい、と思われる方も多いかもしれません。

 

 でも、マーケットの動きって、じつは人間の心理そのものなんですよ。状況を見て『まずい、逃げろ!』と思う人が多ければ、株価は下がります。 『これは楽しみだ』と思う人が多ければ、株価は上がります。

 

 人間のマインドが市場を動かすエネルギーだと思えば、マーケットはとても興味深くて、おもしろいものに見えてきます。まるでドラマや小説のように、ある種の人間模様を見ているというか」

 


ささきあきこ
1992年、テレビ東京に入社。2014年から『Newsモーニングサテライト』(月〜金曜・午前5時45分〜7時5分)のメインキャスターを担当

 

おおえまりこ
2001年、テレビ東京に入社。2014年から『WBS』(月〜金曜・午後11時〜11時58分)のメインキャスターを担当

 

(週刊FLASH 2019年4月9日号)

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