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ピエール瀧に「死刑じゃないの?」盟友・石野卓球の真意は
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.09 06:00 最終更新日:2019.04.09 06:00
4月4日、400万円の保釈保証金を支払い、警視庁東京湾岸署から保釈された、ピエール瀧こと、瀧正則被告(52)。「誠に申し訳ございませんでした」と30秒間、頭を下げた。髪の毛は年相応にペタッとしなり、20日間以上に及ぶ勾留で痩せたせいなのか、スーツの上着はダボダボに見えた。
「保釈身元引受人には、夫人がなっているようです。夫人は離婚するつもりはないと、親しい友人らに語っているそうです」(音楽事務所関係者)
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保釈前のこと。「電気グルーヴ」の石野卓球(51)は、ツイッター上の瀧被告が保釈されるという投稿に、《え~!?死刑じゃないの?》とコメント。また、湾岸署前に集まった報道陣の写真に、《アイツこんなに人気あったの?》と投稿した。
さらに、保釈金は石野が払うのか、という一般ユーザーからの質問に、「韓国紙幣でね」と返信。瀧被告の自宅から見つかった、コカインの吸引に使用したとみられる韓国紙幣にかけた、ブラックジョークである。
1991年にメジャーデビューした「電気グルーヴ」。現在のメンバーは、石野と瀧被告の2人だ。その実力は、国内外で評価が高い。石野にとって瀧被告は「盟友」だが、突き放し、皮肉ったようにもとれるツイートを連発するのは、なぜなのか。
「2人は静岡市内の違う高校に通っていたけど、高校時代からの友人。卓球のツイッターの投稿はネタ。昔から、なんでも茶化す人だったから」(音楽誌ライター)
「2人の関係はいい」と言うのは、ある音楽関係者だ。
「CDも出し続けているし、仲はいいですよ。ピエールは大河ドラマにも出演する俳優として活躍し、卓球はDJとして大人気。
ちなみに大手事務所所属のDJは、一晩で1000万円以上のギャラがつくほど、稼げてしまう。たんなるビジネスパートナーとしての『電気グルーヴ』なら、とっくに解散していたでしょう」
一方では、石野の対応に批判が上がった。
「海外から卓球が投稿する文言は、『悪ふざけが過ぎる』と批判的に報じたワイドショーもあった。そんな声を受けてなのか、卓球は日本時間で4月8日の明け方、ツイッターを辞めることを宣言。奇しくもこの日は、瀧の誕生日でした。
また、覚せい剤取締法違反でASKAが逮捕されたとき、Chageがお詫びコメントを出したのと比べると、軽すぎる印象があるのは事実。ただ、あえて自分に注目が集まるようにしたのでは」(芸能担当記者)
こんな見方をするのは、冒頭のコメントをした、音楽事務所関係者だ。
「瀧は人づき合いがいいほうではないが、卓球は瀧を信頼しきっていた。『電気』の音楽面は卓球が担っていたが、一般向けのエッセンスを、瀧がうまく加えていた」
あるインタビューで石野はこう語っていた。
「高校生のころに始めたときの、瀧に喜んでもらいたいというのが、僕にとってのこのバンドなんです」
瀧被告の逮捕後、石野は腕に「電」とタトゥーを入れている。
(週刊FLASH 2019年4月23日号)