芸能・女子アナ
貴乃花いきなり3000万円↑「男性CMギャラ」大暴落はあの男
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.14 06:00 最終更新日:2019.04.14 06:00
「企業の顔」として商品をPRする芸能人(所属事務所)と、クライアント企業の間で、交渉役を担っている広告代理店。今回本誌は、大手広告代理店が作成した、極秘営業資料を入手した。その「交渉ツール」をもとに、2019年の「男性タレントCMギャラランキング」を公開する。
男性タレント部門で最高額は、唯一1億円を超えた、米俳優のトミー・リー・ジョーンズ。バブル期には、日本のCMに出演するハリウッド俳優も多かったが、そのなかで唯一いままで生き残っている。
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「『この惑星の住人は……』のセリフでお馴染み『サントリー BOSS』は、なんと13年間も続いている」(CMプランナー)
そして、日本人トップは、8000万円の福山雅治だ。
「歌手としても俳優としても、安定した活躍。今までギャラがダウンしたことはなかったが、50歳を機に、新たな展開を見出す必要がある」(キャスティング担当)
コストダウンの嵐が吹き荒れる男性芸能人にあって、1000万円のアップを勝ち取った猛者が、「熱血男」の松岡修造。
「彼の魅力は、なんといっても『インパクト』。誠実な人柄が画面越しに伝わるので、説得力が十分。実際にクライアントからの引き合いも多い」(広告代理店関係者)
一方で渡辺謙、中居正広、木村拓哉の上位常連組が、揃って大幅ダウン。
「渡辺はかつてハリウッドデビュー時に、契約料が1億5000万円と高騰したが、不倫からの離婚のダブルショックで大暴落。
一方、かつてはジャニーズが幅を利かせていたが、SMAPの解散やTOKIOの不祥事、嵐の活動休止など、明らかにひと時代が終わろうとしている」(CMプランナー)
そんななか、元アスリートたちが奮闘。11位の長嶋一茂は、プロ野球選手時代の最高年俸だった1800万円を、CM1本のギャラで上回る。
「視聴者アンケートによる『潜在視聴率』が高く、数字を持っている。やはりなによりの強みは、親の七光りというべき知名度です」(キャスティング担当、以下同)
43位に名を連ねるのは、日本相撲協会を退職し、裸一貫からのスタートとなった貴乃花光司。いきなり、期待値込みの3000万円の値段がついた。
「タレント活動を本格化させるのはこれからですが、人気は全国区なので、インパクトは絶大でしょう」
そしてスポーツ界の番外編を。イチローは、ランキング資料にはインしていないが、5000万円から7500万円に大幅アップの予想がされている。
「全盛期は1億円を超えていたCMの契約料も、キャリア終盤の低迷で半額に。ところが、引退試合のインパクトや今までの功績をあらためて勘案し、大幅増になる見込みだ」(広告代理店関係者)
最後にお笑い界。志村けん、明石家さんまらの大物と並んでの22位は、2018年『日経エンタテインメント!』や『週刊文春』の「好きな芸人ランキング」で1位に輝いた、サンドウィッチマン。
「たんに『おもしろい』というだけでなく、東北愛に満ち溢れ、震災の復興にも労を惜しまない姿勢が、企業に支持されています。このご時世に、『筋の通ったお笑いコンビ』として、信頼は厚いですね」(広告代理店)
「ダウン査定」が続出した2019年度。群雄割拠のCM業界で、「一流の証し」を手にするのは誰だ。次のページでは、男性タレントランキングの全貌を公開する。