山里亮太結婚で注目が集まる「東中野」人気急上昇の秘密は…

　6月5日、山里亮太と蒼井優が結婚を発表。意外な組み合わせに驚いた人も多いが、ツイッターではこんなコメントがあった。
《山里さん結婚めでたいな。やっぱり東中野アツいな。》

　実は、山里はここ15年、ずっと東中野に住み続けている「東中野の王」なのだ。東中野への愛が強すぎて、東中野内で何度も引っ越しを繰り返している。

　エッセイ集『天才はあきらめた』を出版した際は、駅前の「BOOK＋」という書店に手書きポップを贈ってもいる。そのため、東中野住民の間でいま話題なのが、「山里は東中野から出ていくのかどうか」問題なのだ。

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　ここ数年、東中野の街の魅力が急上昇しているという。東中野で、15年前から営業を続ける飲食店店主が語る。

「東中野はここ10数年で大きく変わりました。大きなマンションがいくつもできたし、駅ビルも整備され、駅前にはロータリーができた。首都高の山手トンネルができたことで、山手通りは以前ほど渋滞することもなく、車での移動は非常に便利です。新宿から総武線で2つ目という近さですし、地下鉄大江戸線で、六本木にも一本で行けるんです」

　これらの開発によって、交通の便は格段によくなった。しかし、東中野の魅力はこれだけではないという。

「古い飲み屋街もあるし、隠れ家的な店が多い。隣の中野は数年前からバブル的に人が増えて家賃も高くなったけど、一つとなりの東中野は落ち着いていて、それがいいと話すお客さんも多いです。

　神田川沿いだから桜の名所で、下町的な情緒があるんです。古くから住んでいる人も多く、一度ここに住むと離れられないという人はけっこういますよ」

　実際に、山里も東中野の飲食店にひんぱんに出没しているようだ。ツイッターには「久しぶりの東中野十番（注：町中華）を堪能！　やはり美味い！」「東中野のいつものお店で1人楽しくもつ焼きを堪能。最近の東中野のパワーアップ具合は何かを疑ってしまうほど！」などと、楽しそうなつぶやきが多い。

　2019年3月16日に放送された『人生最高レストラン』（TBS系）でも、東中野で10年以上続くパスタの名店『MOSES』や、人気もつ焼き店『丸松』を紹介。『MOSES』については、「あまりのおいしさに、一時期週3～4回は通っていた」と話していた。

　ちなみに、先の飲食店主によると、鉄板焼きとラーメンを一緒に食べる「鉄板麺」が名物の『大盛軒』、最近できたそうめん屋『阿波や壱兆』などが人気だという。

　最後に店主はこう話す。

「駅のそばには、映画好きに知られるミニシアターもあるので、女優さんにもいいんじゃないですか。もし夫婦で東中野に住んでくださるなら嬉しいです。店に来てくださったらサービスしますよ」

　結婚会見で「これから新居を探していくつもり」と話した2人。さて、山里はついに東中野を出てしまうのか、それともこの街の王として君臨するのか――。