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『NEWS23』小川彩佳アナ「昔は医学部を目指したことも…」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.20 06:00 最終更新日:2019.06.20 06:00

『NEWS23』小川彩佳アナ「昔は医学部を目指したことも…」

心の支えは、1冊のノート

 

「じつは、まだ入籍はしていないんです。新居が見つかっておらず、タイミングを逃してしまいました(笑)。近々、入籍したいと考えてはいるのですが……」

 

 かつてのインタビューでは、理想の男性について、「(天才外科医の)ブラック・ジャックのようなまっすぐな目の人」と答えていた小川アナ。

 

「私、そんなこと言ってました? 恥ずかしい~(笑)。私も若かったなあ」

 

 番組が始まり、多忙なスケジュールをこなすなかで、オンとオフは、はっきりと切り替えるタイプだという。

 

「お酒は切り替える方法のひとつですね。赤ワイン以外だったらなんでも飲みます。特にウイスキーが好き。

 

 お酒を飲みながらロックを聴いている時間が最高の癒やしです。ロック好きが高じて、ギターも持っています。なかなか練習できていませんが(笑)」

 

 地上波と、ネット番組である『AbemaPrime』の両方を経験してきたことも、小川アナの強みだ。

 

「『AbemaPrime』の司会進行を務めた半年は、すごく濃厚な時間でした。この経験があるから、今の業務をこなせている気がするくらいの刺激。自分の常識や、殻の中にこもっていた価値観が揺るがされましたね」

 

 一方、7年半を過ごした『報道ステーション』との違いにも、気を遣っている。

 

「22時始まりか、23時始まりかは、大きな違いだと思っています。一日の活動の余熱が残った状態で視聴される『報ステ』に比べて『NEWS23』は、お風呂に入った後だったり、寝る準備をしていたり、少しまったりした状態で視聴していると思うんです。
 視聴者の方がどんな気分で、どうすれば深く伝えられるのかを常に考えたいですね」

 

『NEWS23』では、SNSの投稿など、番組に寄せられたメッセージを紹介している。

 

「視聴者の皆さんと対話しながら番組を作り上げていきたいと思っているので、ふだんからSNSの反応はチェックしています。

 

 でも、私個人の名前を検索することはないですね。たまに覗くと、そのたびに心が折れる経験があったので(笑)。すぐに落ち込んでしまうタイプなんです。そのぶん、開き直りも、心の回復も早いんですけどね」

 

 そんな彼女の心の支えは、1冊のノート。

 

「テレビ朝日を退職するときに、『報ステ』時代の後輩からもらいました。悩んだり、落ち込んだときに、自分の気持ちを自由に書き込んでいます。このノートを読むと心が落ち着くんです。中身? 絶対にお見せできません(笑)」

 

 最後に、今後番組で取り上げたいテーマを聞くと−−。

 

「特に取り組みたいのが、『性的マイノリティ』と『核廃絶』。先日の放送で、サカナクションの山口一郎さん(38)にインタビューさせていただいたのですが、山口さんは『マジョリティとマイノリティとの間の通訳者でありたい』と仰っていました。その言葉にすごく共感を覚えました。

 

 また、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞したときに、授賞式でスピーチをした被爆者のサーロー節子さん(87)を『報ステ』で継続的に取材していたんです。その経験もあって、より深く『核廃絶』も掘り下げたいです。

 

 6月から毎日、『報道の世界は一朝一夕で何かができるものではない』ということを痛感する日々です」

 

おがわあやか
1985年2月20日生まれ 東京都出身 2007年に青山学院大学を卒業し、テレビ朝日に入社。『サンデープロジェクト』『報道ステーション』などを担当。2019年4月5日付でテレビ朝日を退社。6月3日より『NEWS23』(TBS系、月曜から木曜は23時~、金曜は23時30分~)でMCを務める

 

(週刊FLASH 2019年7月2日号)

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