美恵子さんは読者モデルから、日本航空のCAを経て、1994年に人気力士だった虎上氏(当時は大関・若ノ花)と結婚。上の写真は、ホテルニューオータニでの挙式披露宴のものだ。
その後、5年間の別居を経て、2007年に離婚すると、2009年に4人の子供たちとハワイに移住した。そして虎上氏からの養育費と貯金をやりくりしながら、再婚はせずに女手ひとつで子供を育て上げた−−。
それがこれまでの “定説” だ。彼女の半生は、「ママタレ人気」を形作る重要な要素でもあった。だが、彼女はシングルマザーではなくなっていたのだ。
「2人は共同でセレクトショップを出そうとしていました。ワイキキ周辺で物件探しも進めていた」(同前)
2010年には、美恵子さんが社長、X氏が取締役を務める会社をハワイ州で設立。ところが出店計画は頓挫し、X氏との結婚生活も、4年で終局を迎える。半年にわたる裁判を経て、離婚が成立したのは、2014年のクリスマスイブのことだった。
「アパレル関係の仕事をしていたX氏は、自分の店を持つのが夢でした。だから美恵子さんは妻であると同時に、出資者的な立場だったようです。
一方、美恵子さんはシングルマザーで移住したばかり。結婚することで、子供たちのために安定した立場を築きたかったのでしょう」(同前)
6月下旬、日本に一時帰国中の彼女に話を聞いた。
−−(公表していない)Xさんとの結婚について、お伺いしてもいいでしょうか。
「ちょっとお答えしたくないんですよ。大人の事情なので」
−−今のご主人は、Xさんとの結婚をご存じですか?
「知ってます。でも(2人は)知り合いではないです」
−−花田虎上さんは?
「それはまったく……(知らせてないです)。とにかくこの件は、ノーコメントなんです」
美恵子さんが育てた4人の子供は、もちろん虎上氏の子供でもある。その元夫に、再婚を知らせていなかったとは。虎上氏にも話を聞いた。
「(X氏との再婚を)取材で初めて知り、驚いています」
美恵子さんが再婚していた間も、もちろん虎上氏は子供たちの養育費は支払っていたという。
「再婚については知りませんでしたが、養育費については僕と子供たちとの接点でもあり、また、子供たちの父親としての精いっぱいの誠意だと思っていますから。
また、今回の(13歳年下男性との)結婚についても、報道で知りました。その際、花田という名前を名乗ることについて、こちらが快諾したような話もありましたが、そのような事実はありません。
(2007年の)離婚から1週間後、『花田の姓は返す』という連絡がありましたが、以後、直接の連絡はないんです」
美恵子さん、やっぱり連絡くらいはしておいたほうがよろしいかと!
(週刊FLASH 2019年7月16日号)